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会社員の生活を時間で見える化してみたらふと冷静になった話

こんばんは、Maiです。
会社員であれば、事業のポートフォリオといった形で、会社のリソースを一極集中させてしまうことは、資金でも人員でも、とってもリスクになるというのは定説なはず。
多くの会社員のリソースを時間ととらえると仮定して、実際会社員であるとなると、どの程度の割合を会社に対して割いているのか?そんなことを考えてみたいと思います。

ここで、会社員の1週間を時間という数で見える化してみました。
いわゆる一般的なサラリーマンのありふれた日常です。

※月金サラリーマンとして働いた場合の一例(会社は8時間、残業なしと仮定)
月  9:30〜18:30 会社
火  9:30〜18:30 会社
水  9:30〜18:30 会社
木  9:30〜18:30 会社
金  9:30〜18:30 会社

例えば、1日7時間睡眠だとすると、
週の可処分時間= 17時間 × 5日 = 85時間 なんですよね。
可処分時間といえども、朝の支度や夜寝る準備など、個人差はありますが朝夜+1時間は最低でも必要になるはず。女子なら、メイクや身支度でもう少しかな。そうすると、真の可処分時間は1日15時間、週で75時間、とする。

そのうち、会社に費やしている時間は8時間×5日の、40時間
うーん、意外に少ないかな?と思うなかれ。
そこに、通勤時間や、残業が加わります。

※通勤に1時間、週の残業が平均5時間、週に1回会社の人と飲みに行った場合
月  8:30〜20:30 会社と通勤時間と残業
火  8:30〜20:30 会社と通勤時間と残業
水  8:30〜20:30 会社と通勤時間と残業
木  8:30〜20:30 会社と通勤時間と残業
金  8:30〜23:30 会社と通勤時間と残業+飲み会

会社と通勤時間と残業 12時間 × 週5日 + 飲み会3h = 63h(会社関係の合計)
会社関係の時間のシェアは、63時間 ÷ 75時間で、約84%にもなるのです。残り12時間1日2時間強。って、ほとんどないじゃん!

意外にに見落としがちなのは、飲み会だったり、飲み会の後の移動時間だったり。これで残業が増えたり、タクシー帰宅になったりすると、さらに自体は深刻に・・・。


今あるリソースを、もし90%弱でも一つの事業に注いだら。そしてもしそれがうまく立ち行かなくなったら・・・。もし経営者だったら、少しはリスクヘッジしておきたい、複数の取引先から取引したいと思うはず。経営者視点を教育の仮定でもし学ばせてくれていたら、「これってちょっとおかしくない?」と気づく人が増えるのかも。

けれど未だに日本には「働くこと=生涯1つの会社で勤め上げるが正義」「会社関係の人脈が最重要」そんな考えが当たり前。ちなみに陥りやすいワナとしては、じゃあ会社が問題だ!会社を変えればいいのかも?となること。たとえ転職したとしても、1つの投資先(会社)が変わるだけであって、実は根本的な改善にはならないはず。本当は、自分の労働時間を、労働(複数の掛け合わせ可)+自分の事業+金融資産等、分散投資するように振り分けていくことが最も重要だと感じています。

今すぐに何かを動かすことは、難しい。けれど、時間と意識の使い方でいくらでも変えることができる。

それが副業であるのか未来のための勉強なのかはひとそれぞれ違うけれど、「自分の生きたい未来を作ってくれるかわからないもの(1つの会社)に、ほぼ全てを投下するっておかしいよね?」そんな感覚が少しでも広がり、もっと自由に、選択肢の多い働き方ができる社会になることを、願ってやみません。

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