Artemis〜アルテミス神話から読み解く女神のパワーオラクルカード

もっとリラックスして今を楽しむことに集中して

花の香り　季節の移ろい　大切な人の一瞬のイタズラな笑顔

木の葉が傍目いては土に還っていく自然の循環

契約や約束や型やイメージに縛られずに

そんなに完璧完全にならなくて良いのです。

その時が来たのなら　あなた本来の力を信じて欲しいとアルテミスは告げています。

途中の寄り道を楽しみましょう。
一度射程を決めたのなら決して的を外すことのないあなた自身を信じましょう。

一瞬一瞬を楽しんで肩の力を抜いて
あなたには癒す力もあるのです。

＊神話的背景

ギリシャ神話の最高神ゼウスとティターン神族レトの娘であるアルテミスは、貞潔や狩猟、月の女神です。音楽・芸能・太陽の男神アポロンとは双子で、アポロンと共にオリュンポス十二神の一柱です。また、闇の女神ヘカテーや月の女神セレネ、ローマ神話のディアナと同一視されている女神でもあります。

なお、月の女神と言われる一方で、普段は山に住んで狩猟をする狩猟女神で熊などの野獣の支配者でもあり、多くの動物がアルテミスにとって神聖とされていました。また、致死性のある疫病や突然死をもたらす力や治癒の力を持っているなど、色々な力を持った女神です。

一般的にアルテミスは、弓と矢を持った長身で金髪色白の真面目な面持ちの若い女性の姿で、熊や鹿と共に表現されます。
アルテミスが父ゼウスに要求したこと
アルテミスはまだ3歳頃と思われる子どものときに、父であるゼウスの膝の上に座り以下のことを求めたとされています。
* 永久に処女であること
* アポロンと区別するために、多くの名前を持つこと
* サイクロプス族が作った松明のように燃える弓と矢を持つこと
* 光をもたらす者であること
* 狩りができるような膝丈の短いチュニック
* 召使として同年齢の海のニンフ（妖精）60人
* 彼女が狩りを休んでいる間、狩猟犬や弓を監視する20人のニンフの召使い
* すべての山を支配すること
* 山から下りた時に滞在するための都市一つ
* 出産の痛みに苦しむ女性を助ける能力