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SixTONESのパフォーマンスは圧倒的世界観・没入感を味わえる芸術作品だ—YouTubeFanFest2020ステージ演出を考察してみたー

えーっと、言いたいことをまとめるとまあタイトルの通りになるんですけど。こんな記事を書いているということはつまり私は楽しくオタクやっている人間ってことです。先日10月11日にYouTubeが主催するYouTubeFanFest2020(以下YTFF)という人気クリエイター・アーティストが集うイベントがありまして、そこのステージで私が応援するSixTONESというグループがパフォーマンスしました。そのパフォーマンスやステージ演出がとても素晴らしかったので、今回は勢いのままに文章を書かせていただきました。はじめに言っておきますが、私はステージ演出について専門的に勉強したことはなく、この文章は一人のオタクが興味本位で分析したことをまとめただけのものになっていますのでそのことご容赦ください。なおここからオタク特有のハイテンションな文章も露見すると思いますので温かい目で読んでもらえれば幸いです。

SixTONESって何者??!!!

SixTONESはジャニーズ事務所所属の6人組アイドルグループで、今年の1月22日にImitation RainでCDデビュー。ハイレベルなパフォーマンスと個性溢れる人柄が魅力である新進気鋭のグループです!まあ好きなだけ語ってよければいくらでも語れますがそれは野暮ですし、百聞は一見にしかずということで彼らのこと知りたいならばぜひ公式YouTubeやInstagramを覗いてみてください!!

まずはYTFFパフォーマンスをご覧ください!!!

もうかっこいい!!!!!!ナニコレ!!!!!!リアルタイムでみてた時はかっこよすぎて語彙喪失からのかっこいいしか言えませんでした・・・!!!そしてなんとなんと、3曲目のNEW ERAは11月11日発売予定の3rdシングルで、このYTFFで全世界同時初披露されたんです!!!!!!やばくないですか・・・・もう私は完全に骨抜きにされました・・・・!まあそんなこんなで一通りテンション爆上げしたのち、上記の動画をリピートしていくうちにつらつらと分析していたことがあるのでこれよりそちらを順に説明していきます。

照明演出について
パフォーマンスをみて私が真っ先に注目してしまったのが照明です。めちゃくちゃ数あるし色替えや動きがめちゃくちゃ凝ってる!!かっこいい!!おしゃれ!!すごい!!!曲調や曲の雰囲気に合わせた繊細なライティングで惚れ惚れしてしまいます。たぶん会場は見る限りジャニオタお馴染みのTDCホールだと思うのですが、こんな凝ったライティングできたのかよTDC!!!!!という気持ちになりました笑(たぶんYouTubeさん側が持ち込んだ照明もある)。でも私がここで一番注目したいのは6人を照らすための照明が最低限ということです。普通アイドルがパフォーマンスするとなると大前提として整ったお顔はしっかりみせなければならない!だからステージ上はアイドルの姿をきっちり照らす照明をがっつり使った上で、演出用の照明を使います。しかしYTFFではSixTONES自身があまり照らされることはなく、顔の表情や仕草が見えにくい場面が多々あります。ですがそうすることで、演出としての照明がものすごく活かされるステージングになっており、かつ光と影のコントラストが美しいステージングになっているのです!!わずかな光に照らされて浮き上がるSixTONES6人のシルエットがかっこいいんですよ……!!!ダンス姿は当たり前にかっこいいし、スタイルの良さも際立つし、あまり照らされてないからこそ不意に照らし出されたお顔の美しさが凄まじい……いやまじでSixTONES顔がいい!!!!!!美しいお顔は照らさせても美しいし、影を纏っていてもなお美しい!!!!!!そして何と言っても光と影の調和によって画面全体が一つの芸術作品になってるんです……!!アートを鑑賞している感覚になるんです……!!!SixTONESのパフォーマンスという世界観を画面いっぱいに堪能できる……なんて素晴らしい体験なんでしょう!!!!!!ちなみに個人的にはJAPONICA STYLEの大サビの照明演出がドツボです!!!

カメラワーク演出について
端的にいうとYTFFのカメラワークは無駄がない、雑音のないカメラワーク。でもそれが視聴者に没入感を与えている大きな要因の一つだと私は推測します。実は私最近の音楽番組とかのカメラワークがあまり好きではなくて……というのもカメラワークが激しくて目が疲れる!!そして激しいが故に無駄なカメラワークが散見される!!これって観てる側にストレスを与えているし、視聴者の集中力を削ぐ行為なわけで明らかに演出としてマイナスじゃないですか。だからこそカメラワークへのこだわりもパフォーマンスの出来を左右する一要因であると私は考えています。ではYTFFのカメラワークはというと、基本的には映す人を変えるカットの動き、ズームイン・アウト、レール(かな?)を使ってステージの外側を360°自在に移動するカメラワークのみでした。カメラワークのバリエーションは少なく感じますが、それによってパフォーマンスに集中して見入ることができます。またおそらく今回は近い距離でスタッフが手持ちしているカメラがなかったと思うのですが(ソーシャルディスタンスもあるのかな)、それによって引きの画にもスタッフさんはまったく映ってなかったですし、画面の余計な揺れもまったくなくパフォーマンスの世界観を壊す要素を巧みに排除できていたと感じました。まさに引き算の美学!!!!!!カメラワークでは動画コンテンツを扱うYouTubeスタッフさんの優秀さも垣間見れた気がします。

その他の演出について
他にもちょこちょこ思ったことがあったのでここからは雑多に記述していきます。
・スクリーンについて
360°ステージに合わせて曲線のスクリーン!!映し出す映像が綺麗かつシンプルなモチーフ(雨、桜、炎等)なのがまたいい意味でSixTONESをたてているというか引き算ですよねこれも。映像がごちゃごちゃしてると逆に人間にフォーカス当たりにくかったりしますし。でも1番いいなと思ったのはライティングを引き立てるためにスクリーンがオフになるタイミングがまあまああるんですよ!!!これなかなか勇気のいる演出だと思うんですけどこれが世界観没入感を作るうえで一役かってますよ絶対!!!特にJAPONICA STYLEの大サビの演出がもう素晴らしいです(2回目)。

・ステージについて
360°の円形ステージなのですが、全角度からパフォーマンスがみれておいしい分、演出しなければいけない背景が多くなるので世界観を作るという面では不向きな形かなと個人的には思います。ただそこを照明、スクリーン、スモーク等を上手く使うことでステージ上のパフォーマンスだけに視線を集めることに成功しているなと感じました。あと、ステージをよくみると黒いテープで蜘蛛の巣のような模様がはいってます。これってたぶん位置確認のために貼ってあるんですよね??つまりバミリってことですよね???バミってますよね?????えっバミリまで洒落てるんですけど!!!ナニコレ……??でもあの形だと確かにステージの中心とかもわかりますね。すごい・・・。

・衣装について
6人が身につけている衣装はほぼ黒一色でスタイルが際立つものになっています。おかげで影をうまく利用したり影と同化できたりするんですよ!!!というかこれを見越しての黒チョイスなのかな・・・最高です!!!ちなみにJAPONICA STYLEでステージに映されている照明?プロジェクションマッピング?の柄が京本さんのジャケットの柄に似てるようにみえたのですがこれもまさか計算ですか………????(でもそのジャケット炎の柄にもみえますね。)とにかく京本さんは天使ということですねなるほど。また先程記述したバミリの柄と松村さんのトップスの柄も似てる気がしなくもないような……???これはさすがにオタクの妄想ですかね??でも松村さんの衣装の柄ナスカの地上絵みたいで個人的には好みです。

・スモークについて
スクリーン側のステージ端とかに注目してもらうと、断続的にスモークがガンガン焚かれていることがわかります。スモークは照明を綺麗にみせるには必要不可欠です。上記で何度も触れている通り、今回は照明めちゃくちゃ凝ってます。なので焚きまくっているのも納得ですし、スモークによってステージに幻想的な雰囲気が醸し出されています。さらにスモークによってスクリーン反対側のスペースの視界が上手い具合に隠されていてこれには感心しました。(たぶんスモークの後方にYouTubeスタッフさんいますよね。本当にお疲れ様です!!!!!!)

SixTONESのポテンシャルについて
ここまで主に演出技術の面における凄さを語ってきましたが、いくら素晴らしい演出を駆使したとしてもそれを使う本人達の力量が伴っていなければそれらの技術を活かしきれず意味がありません。ここで私が特筆すべきだと思っていること……それはSixTONESのメンバーは皆ポテンシャルが高く、演出との相乗効果でクオリティの高いパフォーマンスを披露できているということです!!!!!!えっ君たち本当にアイドルなの??!!海外アーティストでは・・・??!!!!っていうほどレベル高いです。YTFFやSixTONESのパフォーマンス動画をみたことのある人なら実感できるかと思うのですが、6人全員が高い歌唱力、パフォーマンス力、自己プロデュース力、世界観構築力を持っており、どのステージでもその実力を遺憾なく発揮してくれます!!!曲ごとに曲に合わせた世界観を作り出し、視聴者に没入感を与えるさまは見事です。一人一人それぞれ個性の強いダンスや音ハメ、ストーリーやセンスを披露しているのに、全体でみてみると6人のパフォーマンスが非常にまとまってみえる……!!!!これなかなかできることじゃないですよ。ジュニア時代から各々が努力を重ねて実力を磨いてきたこと、グループとしてお互いを尊重し信頼しあえる関係性が築けていること、そしてパフォーマンスで表現したいコンセプトやビジョンが自然と共有できていることがパフォーマンスの節々から窺い知れます。そのような、個人にフォーカスをあててもグループ全体にフォーカスをあてても目を奪われるような魅力的なパフォーマンスがあるからこそ、高度な演出技術と融合したとき、完成された美しいアート作品ができあがるのです!!!!!!なんということでしょう・・・!!!ただしここでさらに付け加えて言いたいのが、SixTONESパフォーマンスは既に完成されたものになっているけれども、それはまだまだ彼らに伸びしろがあるという予感もひしひしと感じさせてくれるということです。きっと今後もSixTONESのパフォーマンスは進化を続けとどまることを知らず、私たちに素晴らしい芸術作品をたくさん届けてくれるはずです。少なくとも私はそう確信しています。

まとめ
こうしてステージ演出やSixTONESのパフォーマンスについて長々とあれやこれやと語ってきましたが、つまり何が言いたかったかというと、洗練されたステージ演出を味方にするSixTONESのパフォーマンスは一度みたらそのかっこよさ美しさ素晴らしさに虜になってしまうよ!!!SixTONESのパフォーマンスは最高だよ!!!っていうかSixTONESという存在そのものが最高なんだよ!!!!!!ということです。そして何と言ってもこのような最高のステージ作りに携わってくださったYouTubeスタッフさんには感謝しかありませんありがとうございました!!!また今まで自分なりに自分のペースでSixTONESを応援してきた身として、こんなに最高なSixTONESを応援する生活ははちゃめちゃに楽しいよと声を大にして言いたいです!!!!まさに毎日がHappy-Glad-Lucky-Loveのフルコースです。

おまけ(エピローグ)
先日のYTFFを見終わってみて、以前2018年にSixTONESが出演したYTFFのことをなんとなく思い出したりしていました(見出しの画像はその時の写真です。あの日雨でびっくりするくらい寒くて会場入り前カイロ代わりにホットドリンク爆買いしたなあ…)。いやーあの時もすごい楽しかったなあ。リアルSixTONESめちゃかっこよかったなあ。あの時のパフォーマンスには本当に興奮させてもらったけど、今回は前回のクオリティを軽々超えてきたのでもうさすがの一言です。今後益々の活躍が楽しみで仕方ないです。私も引き続きオタクライフ楽しむぞー!!!

2018年のYTFFの動画も載せておきますね!もう伝説といっても過言じゃないです。SixTONESの気迫と熱気が凄まじいです。個人的にはこの動画をみてしまったら、SixTONESに落ちない人はいないと思っています。それくらい心揺さぶられるパフォーマンスです。ここまで読んでくださった方は騙されたと思ってぜひ一回みてみてください!!みえる世界変わります!!!!!!


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!

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