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【日本に帰国して】22年1月後半~2月前半のふりかえりー数年ぶりの断捨離

こんにちは、Mari(@Mariiiabroad)です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。前回の更新から早いもので3週間ほど経ちました。今回は1月の後半と2月の前半をまとめて振り返っていきたいと思います。

前回の記事はこちら

1.隔離生活

1月中旬にカナダ(バンクーバー)から帰国した。ニュージーランドワーホリから一度も帰国していないので、2年数ヶ月ぶりの日本だ。

私が帰国したタイミングでは、バンクーバーから帰国した場合は3日間の政府指定施設での隔離、そして残りの7日間は公共交通機関を使わなければ自宅での隔離もできた。

両親は健在でも、諸事情により私には長期滞在できる家が日本にないので、成田空港付近のホテルを自費で予約した。

成田空港でスーツケースを親が暮らす家に送り、隔離で使いそうな服や本だけ持ってステイした。

ホテルの部屋は隔離ホテルの部屋よりもずっと広く、快適だった。

朝食付きのプランにしたため、朝は毎日和食をいただいた。

長い隔離生活ではやることも多くなく、毎日のように友達や親に電話して時間を過ごした。テレビや動画配信サービスも少し観た。あとは、YouTubeを撮影して編集したり。

この動画では、カナダから日本へ帰国した経緯や隔離までの簡単な流れについて話した。

1週間を過ぎる頃には気持ち的にもかなりダレていたが、なんとか10泊11日の隔離を終えることができた。

近くには散歩道もあり、隔離が終わって少し散歩もした。

私の隔離が終わるか終わらないか辺りで10日の隔離が7日になったらしい。オミクロンの流行を考えれば、私たち陰性反応者が隔離をする意味ももはやよく分からない。

2.断捨離フェーズ

隔離が終わってからは、父の家に数泊した。
ここに2年超荷物を預けさせてもらっていた。

ただし、都内の狭い家(一人暮らし用)に妹家族(甥っ子、姪っ子)も一緒に暮らしており、しかも週末だったのもあり、作業できたのは皆が外出していない数時間のみ。これでは拉致が明かないので、近くに見つけたエアビー(AirBnB)を予約して1週間ほど滞在することにした。

こうして私の「断捨離Week」が始まった。

まずは、洋服から。

帰国する度に物を減らしてきたので、これはスムーズにいった。続いて、小物類。


写っているおもちゃは私の物ではない

小物が終わったら、本や雑誌、書類。

私はこんまり流を採用している。本来は小物の前に本や書類なのだが、片づけをする場所の都合、順番を前後させた。そして最後に思いで品。

写真や手紙、プリクラまで1つ1つ残すか残さないかを選別していく。
いつも断捨離をする度に「もう捨てる物はない」と思うのだが、数年ごとにやっているからか価値観が変わり、今回も40Lのゴミ袋で10袋分のゴミが出た。

服や小物、書類を保管していたコンテナーも空っぽに。

こちらはネットで要る人を募り、タダ同然で引き取ってもらった。

過去5年、4ヶ国の海外生活でスーツケースも増えた。
今は使っていないので、洋服や服をとりあえず中に保管。

荷物の保管場所を1週間で探さなければいけないので少し焦ったが、近くにトランクルームを見つけたのでそこで少しの間保管することにした。

こちらが、私が持っている全財産。スーツケースはこの半分に減らすこともできる。また、ここに保管しているテレビも処分しようと思っている。

この合間にも住民票を取りに行ったり、免許証の再発行&早期更新をしたり、スマホのSIMカードを受け取りに行ったり、歯医者に数回行ったり・・・と、1週間のうち集中して断捨離ができたのは3、4日ほど。

それでも人間やればできるものである。

最終日には思い出品の整理を終え、昔のケータイやパソコン内のデータをHDDに移しながら、念願の桃鉄(WiI)。でもなんでだろう。想像していたより面白くないや。

とりあえず、ここ1年ほどずっと気になっていて帰国したら絶対やろうと思っていた『断捨離』を終えることができた。100%捨てれたわけではないけど、それでもかなりスッキリした。これで引越し先が決まったらかなり楽に移動することができそうだ。


3.家がない暮らし

滞在していたエアビーは、1週間泊まると少し割引きになる。それもあって7泊にした。だが、エアビーはサービスfeeやクリーニング代もゲストから徴収するため、最終的に4万3000円ほど請求された。つまり、1泊6000円ちょっとだ。

ホテルに泊まることを考えれば、キッチンもあるし、この物件は丸ごと貸し切りだったし、何より父の家から近かったので助かった。(荷物を徒歩で持ってくることができた)なので泊まったことは後悔していないのだが、それにしてももし1ヶ月ステイするとなると17万ほどする計算になる。それは今帰国して仕事をしていない私にはきつい。

たまたま神奈川にいる友人(オーストラリアワーホリ中に出会った友達)が1週間ほど仕事をお休みしていて時間に融通が利くので、少しの間泊めてくれることになった。そんなわけで、月曜から明日(金曜)までの4泊5日お世話になることになった。

その前に、夢にまで出てきたスーパー銭湯へ(笑)

岩盤浴はバンクーバーで夏に行って以来、半年以上ぶりだ。


その日の夕方、バックパックを抱えて着くと、美味しい手料理(和食)で迎えてくれた。

こういうおもてなしができる友人がいる私は幸せ者だと思う。
近くの親族より遠くの友人である(笑)

翌日、一緒に神社に出かけたり

一緒にお茶をした

私は日本に友達が多いわけじゃなく、今もつながっている友人は海外で会って日本で暮らしているパターンが多い。価値観が似ているのだろう。

今週末は母の暮らす埼玉に数泊できることになった。神奈川から埼玉まで、結構な移動である。(片道3時間ほど)今は家を持たない暮らしをしており、貯金も微々たるものではあるが、この自由を楽しめるうちに楽しもうと思う。


4.おわりに

(フィリピン留学でバッジメイトだった友人と一緒にすきやきを食べに)

生まれてから海外に出るまでの20数年を都内近郊で暮らしてきたわけだが、今の私には東京にいる理由がない。(来週都内の歯医者に行くことを除いては)今は家を持たないアドレスホッパーという暮らし方も増えてきていると言う。もしお金がなくなっても、野垂れ死なないくらいの処世術なら学んできたつもりだ。

元気であれば働くことはいつだってできると思っている。帰国してすぐ仕事をするのはつまらないと思った。今は小さくまとまらないで、少し冒険をしてみる時期じゃない?と直感が言っている。リスクを冒した者にしか見れない世界を見てみたい。それを日本でやってみたくなっている。

まだ詳細は決めていないけど、少しの間、風来坊的な暮らしをしてみるのも面白いかもしれない。

イケハヤさんの「まだ東京で消耗してるの?」という本(キャッチコピー)に触発された当時はまだリモートワークや地方移住がそこまでポピュラーではなかったけど、今は東京での暮らしにときめかないのだ。

帰ってきてから日本のキレイさやサービスの質に改めて驚くと同時に、人々の暗い表情、余裕のなさ、殺伐とした空気、空の低さに気持ちが暗くなりがちなのも事実。でもこれが東京のような大都市じゃないなら違うのかもしれない。

そんなわけで、断捨離が終わって身軽になった今、次の何かに向かって動き出す予感。

最後までお読みいただきありがとうございました。

2022年2月10日
神奈川県の友人宅より

Mari

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