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ある日突然、ダブルケア。7

新たな悩みとは、2人目の子供が欲しかった。
私は母を介護しながら出産と子育てが出来るか悩んでいが、
母の介護であきらめるのは嫌だったし後悔はしたくなかった。

思い切って2人目を妊娠した。
つわりはあったけど料理出来ない時はお惣菜やお弁当などで乗り越えた。
安定期も順調入り出産まで変わらず介護もできた。
1人目を帝王切開にて出産していた私は2人目も帝王切開で出産。
予定も立てやすかった。
私が入院と同時に母は施設へ2週間程施設で過ごしもらった。

母が戻ってきた。
何が大変だったかと言うと夜中の授乳や夜泣きと母のトイレで睡眠がまとまって取れなかったこと。
仕事は産休をもらっていたが昼間は家事や育児で睡眠は取れなかった。2人目ってどのお母さん達も同じかな?

赤ちゃんの3か月健診の時、困ったことなども聞かれますが、介護と育児の両立が困ってますと言っても。。。
介護と育児の管轄がちがうのでダブルケアの実情を理解してもらうのは難しいと思った。保健師さんとケアマネジャーさんと共有しないと必要な手を差し伸べれないと私は感じた。

私はダブルケアであっても家族やデイサービスさん、ケアマネージャーさん
そして仲間の存在があったからこそ乗り越えられたし、仲間達はいつも私の話しを聞いてくれ励ましくれた。

産休も翌年4月に半年ほどで復帰、何年も休んではいられない。会社も増員なしで私の仕事を手分けしてくれていたから。

でも、やっぱり仕事はいい!育児、介護の現実から離れて気が休まる。私は仕事している方が良かった。

授乳も夜泣きは仕事始まってもしばらくは続いたがいつかは終わる。
今までと変わらない日常に少しづつ戻った。

母も年齢を重ねるにつれ、現状維持が難しくなっていった。

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