リハビリ中に財布の落とし物を発見する【リハビリ日記72】
【お財布の落とし物を見つけた話】
先日、いつも通り一人歩きリハビリに出たところ、通りがけの建物の段差に、杖を持ったおじいちゃんが座っていた。
どうやら一休みしているらしかった。
通りかかると、
「がんばって」「気を付けて」
など、声をかけてくれた。
一時間くらいよちよち歩いて戻ってきたら、
さっきおじいちゃんが座っていた段差のところにお財布があった。
鍵もついているのが見えた。
おじいちゃんの忘れ物?
鍵がないと家にも入れないのでは?
置いておけば、気づいて戻ってくるかも?
お財布以外だったら、戻ってきたときのために置いておいても大丈夫かもしれないけれど、お財布だと盗られてしまう可能性も・・・。
よちよち歩きなので、機敏な行動もできず、
困ったなあと思って、たまたま通りがかったおじいちゃんに声をかけた。
すると、そこから警察に電話をしましょうということに。
携帯で110番に電話をしてくれて、警察が来るまでそこで2人で待つこと数分。
なかなか来なくて、足のしびれがひどくなってきてしんどい。
おじいちゃんが再度、110番に催促。
それから数分、たぶんトータル15分くらい待って、おまわりさんがやってきた。
おじいちゃんと私は名前や連絡先を聞かれ、やっと帰れることに。
「声をかけちゃって、すみません」
おじいちゃんに謝ると、
「いえいえ」
と。
優しいおじいちゃんでよかった。
無事に帰宅して、ホッと一息。
足を止めてしまった通りがかりのおじいちゃんには迷惑をかけてしまったけれど、お財布が持ち主のところに戻るといいな。
こんなことでも、今の私にとっては、大冒険?でした。
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