沖縄・平和を学ぶ旅⑬沖縄グルメを食べに行こう『天ぷら食堂 桜囲』 (沖縄県那覇市)
東京でタクシードライバーをしております、みやびと申します。
先週末、私はタクドラ仲間5名と共に、沖縄を訪れました。
この旅のメンバーに紹介がてらあだ名を付けますと、、、
以上のメンツと共に、沖縄を旅しました。
沖縄も早2日目、観光に疲れた私達はホテルでマッタリ。陽も完全に落ちた20時頃から、夕食を求めて徘徊を始めました。
宿泊ホテルは、国際通りから牧志公設市場を過ぎたさらに奥のほう。サンライズなは商店街の中にあります。
私達は、この那覇アーケード街を30分以上歩き周った後、またホテル周辺を彷徨い、良さげな店を探していました。
壺屋やちむん通りにほぼ平行した、開南せせらぎ通り沿い。21時近くになってくると、食事処はほぼ店じまい。
6人も居ると、2手3手と歩く足も割れてきて、早く何処かへ入りたそうなガンコが、ボンヤリと灯りがともる立ち食い蕎麦風の店へと入ってゆきました。
「オーイこの店、入れるってよ!」
旅の食事の回数は限られていますから、一食一食を大切にしたいもの。なか日の貴重な夕食を、ヤッツケで決めて良いのかよ…
微妙な面持ちの皆を余所に、ガンコはグングン店へと入っていきます。
「ねーぇ、ガンコさん。クーラー効いてなかったらやめよ?」
ガンコ以外は、店から20歩30歩のところに居ます。理由をつけて変えさせようと画策しましたが、、
この店に決めてしまったガンコの気持ちを変えるためには1時間以上喧嘩する覚悟が必要です。
「大丈夫〜。🙆」と、入るが先か、返事が先かのガンコ。
「ハァ、ああなっちゃったらもう諦めるしかないね」
美味しいか、不味いか。この天ぷら桜囲はどちらとも取れる店構え。
どうかなぁ… と思いつつ、この店を見つけたのが、あの文句のガンコだったから仕方ない。
「そうですねぇ…」
「(ガンコを指し) ああなったら、もう手がつけらんないからね。仕方ない、入ろう」
我々はガンコに続き、天ぷら食堂 桜囲へと入りました。
立ち食い蕎麦風の店にしては、価格はお高め。サービス定食¥1,280-
この那覇のアーケード街には、せんべろベロベロと、安く飲み食い出来る店があちらこちらに点在してますから、なんでこの値段なの?と、眉をしかめてしまいました。
カウンターに座って、5秒も経たぬうち… 我々が入った店が、とんでもない名店だという事に気が付くのです!
そりゃー、そうです。名店じゃなきゃ、私がこのグルメ旅行記を、5時間もかけて書くはずがない。
本日の単品野菜 ¥230-
メニュー表の扱う野菜の種類と客層に、ピン!ときました。📍
客から見えるところで天ぷらを揚げるマスターと、パチパチと跳ねる美しい天ぷら音… ♬ 🍤✨
ここは、多分美味しい天ぷらを出すに違いない。
店はボロでも衛生的で、テーブルも全然ベタベタしないんです。
我々は、島天ぷら定食2名、サービス定食 2名、天ぷら5点盛り2名、そして各々ビールやジュースをいただきました。
「ん、なんかいつものオリオンビールよりも、美味いなぁ」と、ガンコ。
「ウチのはね、プレミアムをお出ししてるんですよ〜」と、マスター。
ここのビールがよほど美味しかったのか、その後ガンコの手元を見ると、オリオンビールはプレミアム。缶ビールでもずっと、青缶のプレミアムを呑んでいました。
さらに私、かなりの天ぷら好きです。
某タクシー運転手がうまい店を紹介する番組に出演させていただいた際のこと。
吉原の名店・さくら鍋『中江』と共に紹介したのは、天ぷらのお店でした。東京で一番のお気に入り、神保町『はちまき』
それこそ、毎週木曜日のランチは神保町まで車を走らせ… サクッと揚がった天ぷらを頬張ります。
初めは前歯で、段々と奥歯に運ぶ、天ぷら衆。うーん、書いてても涎が… 🤤✨
他にも、タクシー運転手をやっていますと、お客さまをお乗せして思わぬ名店を教わることもしばしば。銀座の有名な天ぷらも、数軒は食べに行きました。
テレビに紹介するなら、『近藤』ですかね。
分厚いイモ天をじっくりと揚げ、目の前に出してくれる。
コレがまた、ボリューム満点、思い出満点の、記憶に残る味なんです。
浅草、湯島にも名店があり、語り尽くしたいところですが、、、 数々の名店を食べ歩いた私が、那覇の『桜囲』を推します‼️
この天ぷら食堂『桜囲』では、カラッと揚がった天ぷら他、お酒も良いものを出しています。
さらに嬉しいのは、食卓に置かれたお漬物たち。マスターの手作りでしょうか?
天ぷらという炭水化物に併せ、大根やらセロリやらラッキョなど、色んな漬物でお口直しが出来ます。
どれも美味しくて、それだけでごはん山盛り食べられそうな…
沖縄で働いていた医療従事者の知人が話してくれたんですけどね。
沖縄の食事は揚げ物が多く、生活習慣病の方がとても多いと聞きます。
確かに、サーターアンダギーも、沖縄天ぷらも、油ギトギトのベッタベタな感じがしますもんね。
この『桜囲』、食事を囲んだ仲間も言っていたのですが、全然油っぽくないんです。
沖縄で食べたけど、まるで沖縄天ぷらとは違います。むしろ、東京の高級店の天ぷらです。
高級店の天ぷらが、揚がる度にバットの上へと置かれ、揚げたてをいただくのです。
東京で食べたら、10,000円は下らない。💰✨
それが、¥1,280-⁉️
カボチャ、茄子、オクラ、白身魚、ゴーヤ、海老、もいっちょ魚。
中でも私が1番、感動したのは竹輪でした。
竹輪の天ぷらが、あんなに美味しいとは… と、何だか涙が出てきましてね。😢(ホントです)
サクッとした中に、フワフワ、そしてグニャグニャではない素晴らしい歯応えの、柔らかな味…
感性と民度の低さか、仲間達はそれほど竹輪に感動していませんでしたが、桜囲の竹輪の味が分かる自分で良かった。
お父さま、お母さま、ありがとう…
この竹輪と共に、私は幸せになります。💍✨ キラッ
ああ、また涙が、、、(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
今、私は、宇多田ヒカルのFirst loveを聴きながら、この記事を書いています。
♪ さ〜いぃ〜ごのっ キス(魚)は タマッゴのflavorがした 甘くてせつない、か〜おり〜
明日の今頃には 私はどこに居るんだろう?
ドレ(天ぷら)を思ってるんだろ〜ぉ〜 wow wow ♬
You are always gonna be my love(いつも私の愛となるでしょう)、さくらいの、天ぷらがあ〜るからっ
ついつい口ずさむ、天ぷらソング。宇多田さんにも食べさせて差し上げたい…。🍤✨💋
この店、天ぷら定食って名前で出してますけど、ハッキリ言って、東京で言うところの『天ぷらコース料理』ですよ。
マスターは、量が多過ぎて残すかもしれないと危惧していた、島天ぷら定食¥1,580-もですね。
大食いの酒乱さんやコロナにかかれば、小定食みたいなものです。
目玉のグルテン?魚の天ぷらもペロッと平らげ、全然お裾分け貰えなかった… 笑い泣きっ。😢😹
酒飲みのガンコ、ポチャ男さんは天ぷら5点盛りを頼んでいましたが、途中でごはん&味噌汁セットを追加し、漬け物に舌鼓。
お陰様で、少しお裾分けいただきました。枝豆天ぷら&もずく天、沖縄風と違ってパリサクの軽い衣でした。
〆は、大葉の天ぷらを乗せた、天ぷら茶漬けです。
店を見つけたガンコ、NICE。ぐっじょぶ。👍✨
あの『桜囲』がある限り、また那覇に行かねばなりませんね…
めちゃくちゃ長くなりましたが、私の天ぷら愛とグルメ愛、桜囲潜入レポートでした。📝✨
あれほど安くて美味い天ぷらコース料理は、見つからないかもしれません。
みやびが太鼓判を押す、那覇の超・名店をお伝えしましたっ👏👏
続く。→、
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