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商業出版への道のり⑨

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営業企画会議の結果

担当編集さんより社内用の企画書を作成してくださってから、その後、この企画に対する営業会議があったと連絡がありました。

現時点で、この本の構成や購買層に対して売れる要素があるかを話し合って、どんな意見があったのかを情報共有してくださいました。

私の企画は高齢者向けの本で、それを主に購買する層に対して受け入れられる本にならなくてはなりません。そのため、構成も受け入れにくいものは省くことになりました。本文の雰囲気も変えます。

私は、現実を突きつけて、「こうなりたくなければ、こうなるしかない!」と言う脅すような内容構成でしたが、「こんな風になれば、こうなれますよ」と優しく分かりやすい内容にする必要がありました。

営業部の方が出してくださった意見は、今の市場と売れる本の傾向から、より売れる可能性を見出すための学びのある貴重なご意見ばかりでした。とても勉強になりました。

それと同時にこの企画、やはり、経歴や名のある人でなければ、説得力にかけるかもしれないという意見も頂きました。やっぱりそこがネックになってしまったと、自分の中で商業出版への道のりの雲行きが怪しくなってきました。

もし万が一企画会議が通っても、更にその上の役員会議まで通る可能性があるのだろうか…不安の種があちこちに芽吹いてきます。

たぶん何十年と言う経歴や、肩書き、年齢があれば、この人ならいいだろう。と言う話になるかもしれませんが、その全てがない私では、やはり難しいと思うのは当然の感想です。その不安を補う何かがあればいいのに。


そんなわけで、中間報告では、私的には先行きが不安な結果となりました。しかし、まだ結果は先です。この企画を需要があると信じてくださった担当さんを信じて待ちたいと思います。

そして企画会議してくださった営業の方々にも本当に感謝したいです。名もない人間の企画を読み込んでいただき、考えてくださりありがとうございました。直接お礼を言えずすみません。


次回は
営業会議の結果を報告できるかと思います。

つづく

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