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【ブックレビュー】売り方が9割

野崎です、

夕食の材料を買おうと
スーパーに行った時

「今日はコレとコレを買う!」


お買い物リストを
いつも持っていたらいいのですが、、

「買うつもりはなかったのに
ついつい買ってしまった....」


そんな時ありませんか?


*  *  *

夜20時30分
近所のスーパーの
お惣菜コーナーを想像してください。



「あー今日も仕事疲れたな
 お腹すいたな〜夜ご飯何食べようかな」



仕事でヘトヘトになった
あなたの目に飛び込んできたのは、、


思わずゴクっと
唾を飲みたくなるほど、
分厚くて旨そうな”ローストビーフ”



美味しそうなローストビーフが
2種類、棚に陳列されています。



一つ目のローストビーフは
半額の500円


二つ目のローストビーフは
定価の1000円


量も、鮮度も、産地も
ほぼ変わりません。


でも、、

なぜか1000円のローストビーフだけ
飛ぶように売れていくんです。


その差ってなんだと思いますか?




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答えは「売り方」です。
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1000円のローストビーフには
ある「仕掛け」が施されていたのです。


その秘密とは、、
ローストビーフに貼られたPOPです。


半額のローストビーフは、
黄色の値引きシールを
貼っているのに対して、



1000円のローストビーフには
「おねがいです!後少しの命です。助けてください!」

その下には、
農家さんと牛の写真が貼られていました。


なんだか、
牛に同情して買ってあげたくなりませんか(笑



言葉と売り方をちょっと変えるだけで、
お客さんの消費行動は変わってきます。



そんな売り方の裏側を
赤裸々にまとめたのが、


この本
「売り方が9割」

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暮らしに身近な商品が
なぜ売れたのか、

その秘密を
いとも簡単に知ることができます。。



例えば、
アイスでお馴染みの「ガリガリ君」

どのコンビニに行っても見かけますよね。

実はガリガリ君
年間4億本も食べられていて、
他社の主力商品の2倍以上も売れています。

ざっと計算しても、
ひとり年間3ー4本食べている計算になりますね。



でも、ガリガリ君って、、
ハーゲンダッツみたいに
特別美味しいわけじゃないし

値段だって、
他のアイスとさほど変わらないですよね。


特別いいアイスって訳ではないのに、
なぜ、ガリガリ君は
他社商品の2倍以上も売れているのでしょう?


その答えは「お客さんとの距離」


通常、
商品開発をするときは、、

お客様の声をマーケティングが聞いて、
企画・開発・工場とさまざまな人の手を通り
ようやく一つのアイスが生まれます。


いわゆる「分業制」というやつです。


分業制はとても効率がいいので
多くのメーカーで取り入れられています。



しかし、
ガリガリ君は違います。


一人の担当者が、
開発〜実際にガリガリ君がパッケージされるまでを
一貫して責任を持っているといます。


この方法だと、
お客様の声をそのまま商品に反映できるので、
お客さんとの距離はグーンと近まります。


ガリガリ君の大ヒットの秘密は
お客様の声を直接反映した過程にあったのです。


なんだか、
ガリガリ君の愛着が湧いてきますね^^



こうした裏側を知ることで
「なんで私は今この商品を買ったんだろう」

と考えるきっかけになりました。
賢い消費者になりたいものです、。


ちなみに、
売れている商品の裏側を
もっと知りたーいって方は、


こちらからどうぞ↓
(今ならガリガリ君1本と同じお値段で読めます)
https://in.theresponse.jp/lm_90sales_be




追伸:
私が最近無意識に買ったものは、
「スマートロック」です。

断捨離して、
家の鍵を捨ててしまうような
おっちょこちょいの私には最適です。




テクノロジーは
ダメ人間を救う


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