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母と90分電話して分かったこと。

「俺もう疲れた...」

夜の22時18分。

さあ、これからnoteを書こうと
意気込んでいる時に


珍しく父親から
電話がかかってきました。


こんな夜遅くにどうしたんだろう。
何かあったのかな?
少し嫌な予感がしながらも電話にでました。


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「もしもし・・・」

明らかにいつもと違う父親の声。
声のトーンからすると、
かなり疲弊しているようです。


🙋‍♀️はいはいー、どうしたの?
🙍‍♂️もしもしー。俺もう疲れた...

🙋‍♀️え、どしたん?(大分弁でどうしたの?)
🙍‍♂️ あいつに何度説明しても、動いてくれんに。
(あいつとは母親です)


🙋‍♀️え、なになに?動いてくれないって



父親の言い分をまとめると、、、

・母親が膝を痛めてしまった
・日常生活には支障がないレベル
・運動をすると痛い
・父親と趣味でやっている社交ダンスができない
・父親がいくら説得しても母親は「めんどくさい」と言って病院に行かない
・何回言っても病院に行こうとしないので、父親は呆れている

そんな経緯があり、
父親は、疲れ果てて私に
電話をかけてきました。


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ここは、野崎の出番。


電話をバトンタッチして、
母親とトーク。

時刻は夜の23時。
眠くなった目をこすり
頭をフル回転させます。


本来であれば、、
「もー病院くらいサッサと行きなさいよー」
と言いたい気持ちをグッと抑えて、、、


・脚はどんなふうに痛い?
・いつから痛い?
・ダンスするとどんな風に痛くなる?
・脚の他に悪いところある?
・ダンス出来なくてどんな気持ち?


などなど。
お医者さんになった気持ちで
母親を理解しようと心がけました。

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そんな感じで
質問を重ねるにつれて、

母親が抱えているホントの悩みが
分かりました。


それは、、、


年齢による衰えを
認めたくないという事。


だから、
病院に行って診断結果を
受け入れるのが怖いと言う結論にいたりました。


確かに、
今までできた事が出来なくなるって
認めたくないし、ショックですよね。


さらに深ぼって
聞いてみたところ、


①コロナの影響でダンスをする機会が減った
 ↓
②少しずつモチベーションが下がった
 ↓
③普段家でやる筋トレもサボり気味なった  
 ↓
④脚の筋肉が落ちてしまった
 ↓
⑤急に踊ったら脚を痛めた

これらの背景が
行動を妨げている原因だと読み取れました。



野崎の意見としては、
子育てそっちのけで
社交ダンスに命をかけていた両親なので

このまま諦めて欲しくないと思っています。
父親と同じ意見です。


そこで、社交ダンスに
スポットライトを当てて次のような質問をしました。


何十年ダンスをやってきた?
ダンスにいくらお金を使った?
ダンスで何を目指しているんだっけ?
ダンスをするために何を犠牲にした?
なんでダンスをするの?
ダンスをするとどんな気持ちになる?


などの
質問をしました。


すると、
母親の口から、


やっぱり踊りたい

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という言葉がようやく出てきました。



野崎さん、お母さんの本音が
聞き出せて良かったですね。


身内ネタにも関わらず
読んでくれてありがとうございます。



今回成功をしたポイントは


パートナーである父親から直接言ったのではなく、
「第三者」の野崎から伝えた


ことだと思っています。


言いたい事を第三者から
伝える手法を


心理学では

ウィンザー効果

と呼んでいます。


あなたも一度は見たことのある
Amazonや食べログにある
「口コミ」が有名です。


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あなたよりも先に
レストランで食事をした先人からの感想は、
参考になりますよね。

など第三者の意見は、
信憑性が高いです。


コピーライティングでは、
お客様の声が該当します。


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例えば講座ビジネスでしたら、

自分よりも前に入った先輩が、
講座に入る前は〇〇だったけど、

講座にはいったら、
こんなに変われました。

なんて数字がはいってたら、

「おおー、私にもできるかも」
と信頼度が増すと思います。


お客様の声はそれほど協力なのです。

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普段のコミュニティケーションでも、
直接ほめるのも大切ですが、


第三者の力を借りると
さらに効果的と言われております。

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たとえば、、

「Aさん最近頑張ってるよね」


と言われるのと。

「Aさん最近頑張ってるんだってね!
Bさんが褒めてたよ」



と言われるのでは、
後者の方がヨロコビが
大きいとおもいませんか?


ぜひ、
あなたの身の回りでも
第三者の声を使ってみて下さい。


人間関係が
もっと豊かになると思います。


最後までお読み頂き
ありがとうございました。


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