嫌な花粉の季節かな
花粉症のわたしは、飛散の時期になると毎年寝不足です。寝不足は世界の色を変えてしまいます。
今日はスギ花粉の句です。
杉の花のたうつ鼻や紅く染む
花粉症のわたしは、春は好きなのに、嫌い。
桜の下で花見がしたいのに、車窓から。
杉の花粉のせいで、顔の真ん中でのたうっているわたしの鼻は、春になると真っ赤です。
花粉症マスクに溜まる滝の洟
鼻炎でサラサラ洟が滝のように流れ落ちて、マスクの底に溜まります。
医療用のサージカルマスクは水を通さないんですね。
そういえば長時間のオペの後は、たまるか~というほど大量の洟が溜まっていました。
片鼻の思考はきいろ杉花粉
脳は頭をクリアにするため、たくさん酸素を消費すると思うのですが、鼻が詰まると酸素供給もままなりません。
片鼻の思考はきいろ、両鼻がつまった時は、思考は灰色から黒、そしてブラックアウトと意識がなくなりますね。
春は脳がおぼろなわたしは、思考回路も低空飛行です。看護師の国家試験は、まさに杉の花粉真っ盛りの頃です。
受験生だったわたしは、思考せずとも回答を導き出せるほど、丸暗記して臨みました。
よく頑張った、35歳だったわたしよ。
句としては?マークの句ですが、とにかく、大嫌いな花粉症の季節を面白おかしく詠んでみました。
それでも、杉花粉に耐性ができてきたのか、薬がよくなったのか、昔にくらべると雲泥の差です。
20代の頃は人に見せられない顔となり、早退する始末ですし、看護師になっても、採血をしているわたしの鼻から水洟が垂れる始末。
鼻にティッシュを詰めて仕事をしていたのですが、マスクがずれると両鼻にティッシュ。嫁に行けなかったのは、そんな醜態を晒したせいでしょうね。
きっと!うんうん!