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早朝死なば

昨夜は、テレビを観ようという気力と体力があったので、「オリンピック~」と思ったら閉会式でした。

まだ女子フィギュアのフリーも見てへんぞ、スキーの滑走は?カーリングは?あの3人が連なって走るスピードスケートは?

早く総集編が見たいです。


初蝶や早朝死なば美しく

(はつちょうや そうちょうしなば うつくしく)

季語は「初蝶」です。

初蝶とは、その年に初めて見る蝶のことで、もしかしたら、去年の蝶の生き残りかもしれません。

それでも、何故か、傷つくことの多い一日を過ごす前に、早朝に死ぬことができたなら、美しいままで死ねるのかなと思いました。

単なる、疲れからきた世迷い言ですね。


ふらここや老いたる友とゆるく漕ぎ

(ふらここや おいたるともと ゆるくこぎ)

季語は「ふらここ」、ブランコのことです。

愉しい余生を送るには友の存在が何より!と云われます。

幼い頃には、パンツが見えるほど高く飛んだブランコです。でも、年を取ると、漕ぐのもしんどいですし、ブランコの揺れに酔いそうです。

まだまだ、老いてもないし(見栄っぱり~)、友とブランコを漕ぎませんが、こんな老後も悪くないかなと詠みました。

でも、本当に友だちの存在と幸せは比例しているのかな、大口開けて笑っている人って、本当に楽しくて、幸せで笑っているのかな。

「そうそうっ~て、年寄りには適当に合わせとけばいいのよ!」と、わたしより少しだけ年を召した女性の言葉が忘れられません。

ブランコも人生もゆっくり漕ぐ。慌てて漕がなくても、止まらない程度に漕ぎましょう。若い頃は、ブンブン漕いでは、そんな自分に酔っていたんだと気づかされました。


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めちゃめちゃ手抜きと少しだけ丁寧と、同じ景色を描きました。微妙~

わたしの県は山が多いので、山があると風力発電を作りたくなるようです。

でも、あれにしても耐用年数があるだろう、いつか風力発電がボッキリ折れて、下敷きになる人が出ないか心配です。

何をやってもゴミが出るので、何もやらない方がいい気もしますが、それだと暮らせないのかね。

最近は、朝日が出てから写真を撮るようにしました。絵の印象が明るくなりました。