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植田くねくね

朝からシトシト。寒いです。


「なに想う猫の視線の先に夏」


体験会苗のくねくね田植かな
体験会苗くねくねの植田かな


田植えのシーズンになると、毎年、田植えの体験会が行われます。初めての泥のぬめっとした感触に悲鳴をあげながら、子どもたちが苗を植える光景が見られます。

「真っ直ぐに植えんと、刈る時に困るき!」

祖父に叱られながら植えたことを思い出しました。今の子どもは年配者に注意をされたりするのかな?

そういえば、先日、中堅スタッフさんが嘆いていました。それは、申し送りを受けた時に質問をしてはいけないらしいのです。

わたしが現場を離れたのはたったの4年前、「?」な意味不明な申し送りには「もう少し詳しく教えて?」と聞き返していました。

でも、今は聞き返されると圧に感じるので、聞き返すことはタブーだというのです。ただ事実のみ申し送り、それを聞くだけなんですなんて聞くと、「ん?」です。

それならちゃんと記録さえすれば、申し送りなんて不要です。時間短縮にもなりますし、個人的にはだらだら申し送りを聞くのは苦手なので歓迎です。

でも、事実の裏に隠された真実とか言い訳を聞きたくなるのが人間の好奇心というのか、職場をより良く改善したいという、前向きな気持ちだと思います。

聞き返せない、モヤモヤを解消できないのはストレスです。もしも間違った認識をしたら大きなミスに繋がりかねません。

聞き返すことが問題ではなく、聞き返し方が問題なのであって、"コミュ"力ですし、何を大切にするかでしょう。看護の場面では患者さんの利益でしょうか。

そもそも、事実のみを申し送ると言っていましたが、ちゃんと事実を見る目があるのか、そこが気になります。

真実と事実は似て非なるものです。なんとも面白い時代になったもんです。

やはり共感力かなあ。


「早乙女やほっかむりして泥つけて」