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8/23:今週の辺境の心境

ノリではじめてはみたがそんなに面白い記事は存在しない、ということであるのか(言い訳)。

今週の大賞:中国:一个集体失忆的国度

歴史は勝者によって書かれるものなのが世の常、とはいえ最近のこの国はあまりにその速度が速く、あっけない。流通する情報が多すぎて、そして悲惨なことが多すぎてとても覚えてはいられない。だからみんな自覚的に、もしくは無自覚にすべてを忘れていく。@kenli_banki さんのRTで気づいた滑り込み。国民党に加入した偽義勇軍(実質米軍)のフライングタイガーってすごく久しぶりにきいたけどWikipediaが比較的きちんと書かれている。

中国人的早餐藏着什么秘密

网易のビッグデータチームによる饿了吗の地域別朝時間帯何食べてる?紹介。お国ネタ、面白いよね。都市別の普通のランキングも面白いけど、合肥は12%が5-7時という早い時期に朝ごはんを食べ、逆に最も遅い西宁は9-10時が69%とか。どうでもいいかもしれないが林毅akaパンダは3Dプリンタ月餅とか拳銃密造と蘭州ラーメンの記事など一応へんな中国グルメライターのはずが、最近はてっきり真面目な記事ばっかりを書いていて、いかんなあと思っている。

微博10年投资版图:200家被投企业,天下秀下周登陆A股

近年微博は話題になることこそ多くないが、これだけ細分化が進んだ混迷の時代にあって、ある意味での超巨大な「お茶の間」的な立ち位置にあるといっていいだろう。ちょっとの間でも热搜に載れば大体の若い人は知る話題になっていて、企業も謝罪なり発表はまずここで行うのが通例になっている(他のメジャーなQQなり微信のSNSがクローズドな実際の友人ベースのネットワークを核にしているという事情もあるだろうが)。

その微博がこの10年で投資した会社の傾向を分析した労作。結論は「通过分析这200多家公司,我们可以看出,微博大概的投资逻辑。首先是巩固网红内容基本盘,通过投资垂类内容来形成更高的企业壁垒;另外,在视频和电商两大趋势业务方面也不甘落后」だそうです。

腾讯们“急招”的运营,要有怎样的数据分析能力?

暇な記者がアリババ、テンセント、バイトダンスの最近の人材募集を全部読んだらデータ分析がすでに標準的な要求になっていました、という内容。要するにセミナーへの誘導なんだけど、データ分析とはそもそも何?というさわりの部分は読めます。


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