山口絵理子さんの著書を読みました。
「裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣戦記」
「裸でも生きる2 Keep walking 私は歩き続ける」
「自分思考」
「Third Way 第3の道のつくり方」
山口絵理子 著
ある日、友人にマザーハウスの直営店へ連れていってもらった。
広々として爽やかな店内に様々なバッグが並ぶなか、私は一つのトートバッグに惹きつけられた。
私自身、今までに家庭用ミシンでいくつかトートバッグを作ったことがある。店内で見つけたそのトートバッグは、自分で作ったバッグにどこか似ていた。
そのトートバッグは「ジュート」という麻素材で出来ていた。
内側にはお洒落な本革のプレートに「MOTHERHOUSE Made in Bangladesh」の刻印。
何故か手放せなくなり、持ちながら店内をウロウロしていると、見かねた友人がプレゼントしてくれた。とても嬉しかった。
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」と決意した時、山口絵理子さんは24歳。
「裸でも生きる」「裸でも生きる2」からどの様な経緯で、現在の「マザーハウス」があるのかを知った。山口さんの信念が込められているバッグだとは、全然知らずに所有してしまった。今、手にしているトートバッグが、これまで使ってきたバッグたちとは全く違うものに見える。
出かける時に使うたび、バッグに特別な思いを感じる。使っている自分までも少し誇らしいような気分になる。これからも大切に使い続けようと心に誓った。
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