見出し画像

命のうんこ。

うんこ。

たった3文字なのに、なんとも言えないパワーワード
なんとなくうんちの方が上品な感じもするんですけど、あれってなんででしょうね。うんこは猛々しくて、うんちはお上品な感じ。…自分だけでしょうか🤣

子どもって、うんこって言葉が大好きですよね。
なにを隠そう自分はもういいオッサンなのに未だにうんこ好きです。
でも、言葉としてのうんこは好きだったのに、小・中学生ぐらいの頃って、学校でうんこするっていうのがとても恥ずかしかったことを思い出します。
休み時間にうんこなんてしてたらからかわれそうで、かといって授業中にトイレ行こうとすればうんこしにいくんだって思われそうで恥ずかしくって。そんな子どもでした。
だから、堂々と「うんこしてくるわ」って言える友だちがすごくかっこ良かったのを思い出します(笑)うんこのヒーローでした。
自分もそういう風になりたい、堂々と言えるようになりたい、という憧れから、今では普通に「うんこ出そう」と言える大人になりましたが、果たしてこれはカッコ良いのかどうかは不明です。

で、本題なんですが、うんこって、始まりのための終わりだと思うんです。
モノを食べて、消化して、身体に不要なものがうんことして排泄される。
でもそのうんこは、新しい命を育む元になります。
畑でも自然の山でも、基本的に色んな生き物のうんこが次の命を育む元になる。

ちなみに、人のうんこの中身ってなんだと思います?
食べカス(消化出来なかったもの)も含まれていますが、実は割合でいうと食べカスはうんこ全体の5〜10%くらいしかないそうです。
じゃあそれ以外は何かというと、うんこはほぼ腸内細菌と腸の細胞の死骸だそうです。
自分の身体の中で一生懸命、食べ物を消化し、命を繋ぐための架け橋となってくれた勇者たちの成れの果てなんです。
そしてその勇者たちは死してなお、次の命たちを育む礎となるんです。
なんかちょっとかっこよくないですか?

あ、でもこれ、人のうんこの話なので、他の生き物たちのうんこはそれぞれまた違った成分になっていると思いますけど。

うんこの事を考えていて思ったのが、まるで季節のようだな、ということ。
春にいろんな芽が出て夏に大きくなって、秋に実を付け、冬に枯れて土に還る。
食べ物を食べて消化して、身体を作って、うんことして排泄される。
なんだか似ていません?

冬、静かに新しい命が芽吹く刻を待つ、うんこ。

最後、ぜんぜんうまくまとまっていませんが(笑)
終わりは次の始まり。命もいつか必ず終わるときが来るけど、それは新しい命の始まり。畑を見ていると、そんなことをつくづく感じます。

サポートしていただいた分は農園の整備・野菜作りに活用させていただきます。理想の農園に向けて一歩一歩頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。