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夏野菜の準備も着々と

端境期。

そうです、4月は一年のうちでたぶんもっとも収穫出来る野菜が少ない時期です。
でも夏野菜のための様々な準備をしなくてはならない農繁期でもあります。

収穫出来る野菜、売れる野菜はほとんどないけど、やる事は山のようにある時期です。

マーフィーズファームでは、いまこの時期はトウモロコシの種まき、定植、ナスやピーマンなどの定植が主な作業になります。
定植するためには前段階として畑の土づくりをしなくてはならないし、そのためには花が咲き始めてきた秋冬野菜たちを刈り倒して漉き込んでおかなくてはならないし。

この季節は朝晩と昼の寒暖差も大きく、タネを蒔いて大切に育てている苗たちの管理にも気を遣います。
昼は20℃を超えてくるけど、朝晩はまだ10℃以下になったりします。
時には遅霜が降りることもあります。
夏野菜たちは寒さに弱いので、霜に当たったりしたら一発で終了してしまいます。
本当にとても気を遣う時期です。

夜中にビニールトンネル作り

先日は、急な霜注意報が出ていたので急遽夜中にトウモロコシやナスを植えた畝にビニールトンネルを被せたりしました。
通常であれば、先にビニールトンネルを作っておいてから苗を植える農家さんが多いのですが、うちは栽培において出来るだけプラ資材やビニール資材を使わないようにしているので、こういう場合、後手に回ってしまいます。

そして1人でトンネル作るのってなかなか大変なんです。
特に紐掛けが大変。
トンネルの裾を抑えるために交互に紐を掛けて行くんですが、それなりの大きさのあるトンネルを跨いだり飛び越えたりして紐を掛けていきます。

コツコツやっていきます。

少しずつ、慌てずマイペースでトンネルを作っていきます。まあいずれ終わるから、そんな気持ちで焦らずに。

とりあえずビニールだけ被せ終わったところ

のんびりやって、終わったのは夜1時ごろ。
この時はまだ「寒い!」というほど冷え込んではいなかったです。
動き回って身体が温まっていたのもあるかもですが。

朝日が昇るとき

そして朝。

さて、畑の様子は…
と確認しに行ったら、幸いにも霜は降りていませんでした。

トウモロコシも元気そう

ホッと一安心。
良かった良かった。
これが4月9日のこと。

そして今日は4月16日。
あれから1週間です。

どどーん!

見てください、この立派に成長した姿。
1週間でこれですよ!
嬉しくなりますねぇ。

このトウモロコシたちが収穫期を迎えるのは6月中旬ごろから。

現在も少しずつ日をずらしながら、順次収穫期を迎えられるように種まきをしています。
今、蒔いているのは7月上旬ごろの収穫になるでしょうか。

ぜひよろしければ事前購入もご検討くださいね。

ほとんど販売できるものがないこの時期、事前購入していただくとモチベーション爆上がります。
きっと美味しい夏野菜をお届けします。

サポートしていただいた分は農園の整備・野菜作りに活用させていただきます。理想の農園に向けて一歩一歩頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。