繰り返し迫り来る思考のクセ

体の事、心の事、今まで生きてきた中で起きた色々な事。ここ1年で気がついた事が沢山あるんだけど、その中でもドーンと真ん中に居座るラスボスがいる。
どうやら私には厄介な思考のクセがある。

異様に偏った事に物覚えがよく、楽しい事、嫌な事含めて過ぎた事を結構詳細に覚えていたりする。

でも、人の記憶はいい加減なもので、いい思い出も嫌な思い出も盛りを多めに脚色する。
そして、意識の置き場で記憶には大きな違いがある。

友達と話しててこんな事があった。

あの時、○○怒って帰っちゃったよね

え、そうだっけ？違うよ△△が遅刻して結局来なかったんだよ

てな具合。
かなりテキトーでイイカゲンよね。

私の思考パターンのクセは、理由と結果を求めたがる。そして自己完結して進めない。

これをするにはこうしなきゃダメ、
これだからダメだったんだ、
この状態だからムリ。

何も考えずに楽しめばいいのに、
嫌なら怒ればいいのに、
ずっと感情の流れをせき止める何がある感じだった。
(嫌なのに)私が我慢したらいい。(やりたくないのに)私がやっちゃえば早い。
多分物心着く前からそうしてきた。そのうちにあまり嫌だと感じる事も少なくなった。

その原因も何となく分かった。
ラスボスの親分はインナーチャイルドだ。
分かったからとて、サクッと癒せるものでもない。ラスボスでさえ強敵なのに、その親分までいやがった！くそぅ。聞いてないよ〜

感情が湧き上がる度に、もう1人の私を派遣して受け止めて手放す作業の繰り返し。
今この瞬間の事の場合もあるし、フラッシュバックみたいに見せられる過ぎた日の事もある。

こないだなんて、日中のすごい睡魔の挙句、パタンと寝落ちた明晰夢で赤ちゃんになっていた。
ビックリした。
赤ちゃんってこんなに自由になれないのね。
苦しくてもがいてうなってた。
そりゃギャン泣きしてジタバタするしかないよ。

よしよし部隊の私を派遣してハグハグした。
( ˙꒳˙  )ﾁｮﾄﾅﾆｲｯﾃﾙｶﾜｶﾝﾅｲ と思った方、すみません。
全て自分の中で執り行ってます(笑)
結局傷付いてた自分は自分にしか癒せない。
人の記憶や感じ方はとても自分勝手だからね。
誰かに分かってもらおうとしてもしっくり来るわけがないのだよ。
蓋をしてしまって置いてもいいことは無いとわかった。しまい込んでジットリとこびり付いたカビみたいに。こってりと周りに溜まった、冷えたラーメンどんぶりの脂みたいに。
それだけ取り除こうなんておもわずに、そいつ毎外にだしてあげよう。
カビるんるんになる前の、脂の塊になる前の姿に戻してあげて、手放せばいい。

無意識の【無】を感じる。
あーでも、こーでもない。無。
過去も未来もない、今を無で感じる。

思考のクセが顔をだしたら？
ハイハイハイハイ！来た来た！いらっしゃい！
と一旦お迎えして、早々に帰ってもらってる。
少しずつ【無】勢力を増やすのだ。
【無】勢が優勢になってくると起こるのは、気持ちを押し殺して、どうぞ。と譲ってきたことやそ強い執着自体も無くなってくるようにおもう。

そうだ。
中庸。どちらかに偏らない真ん中。
そこがきっと【無】の境地なのだろう。