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始まりと終わりの話②卒業と義父の旅立ち

高校入試、面接まで無事終了。
そして卒業式。最後の中学生、義務教育が終わりました。
三兄弟が幼稚園、小学校、中学、長いようであっという間に終わっちゃったなぁ。寂しい様な、ホッとしたような、、

そして、卒業式の日は一足お先に高校を卒業した次男氏が、免許取り立ての友達の運転で、首都高を経由してディズニーに行っていました。

浅い眠りで、まだかまだかと、帰りを待っていた金曜日の明け方。

どうやら、木曜日の深夜2時頃出発して4時には駐車場に着き、そこからノンストップで閉園まで遊び倒し、食事はチキンのみ、しかも歩きながら。の帰り道、埼玉あたりでエネルギーが切れて(そりゃそうだ😂)仮眠をとって朝になったそう。

若さってすごい。無事にかえってきてホ。。。

101匹わんちゃんのヘアバンドと一緒に、半分目を閉じそうな次男の帰りを確認して、高校へ。合格発表を見に行かなくちゃ!

受験生みんなの、期待と不安が波打ってるような独特のザワザワ感の中、10:00。
ベランダから受験番号が書いてある板が下げられて、、、、
あった!!

同じ中学の子たちもみんな合格✨
がんばったね!
私達も、頑張ったね!と母達と労いあって、青空の下で記念写真。手続きをして、よかったよかった😭✨お家にかえろう!

帰り道。

義父が去年の2月から入院している病院から電話が入りました。
容態が悪いので個室に移りました。来れますか?
三男と病院に着くと、少し前に心臓が止まった、と看護師さんが伝えてくれました。
倒れてから運動機能が戻ることはないと言われていました。ゆっくりゆっくり、義父の時間が止まるんだろうなって、感じていました。
コロナ禍の中、出来ることは週に1度のリモート面会でした。
義父が倒れてしばらくは、私に何ができるんだろう...無力さに苦しくなった時もありました。
時間が経つにつれて、私が何かをしようとする事がそもそもエゴなのかもしれない。と、だんだん考えが変わりました。
ただ、静かに終わりに向かう義父の命を見守る事に意味があるんだ、といつの頃からか考えが変わったのです。
苦しむ事もなく、スーッと眠るように息を引き取ったそうです。

次男が無事に帰ってくるのを待って
三男の卒業と高校合格を見届けて
安心して旅立ったのかな。
倒れてからは、体を動かす事も話すことも出来なくて、もどかしかったよね。
自由に、行きたかった所に行ってね。

1年間がんばってくれてありがとう。

数ヶ月分位の氣を使った1週間でした。
若くて、弾けるようなエネルギーの未来への旅立ちと、人生最期の静かな旅立ちを見届けた1週間でした。

おぼろ月がきれいだった。旅立ちの日の夕方

少し、エネルギーを充電します😊


読んでくださってありがとうございました。

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