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一度却下された申請を通す方法

こんにちは!
marcyuです。

先日、ツールの購入申請を差し戻されたお話をTwitterに投稿しました。

今回は、再チャレンジして申請を通したお話をします。

✅「上司に申請が通らない」
✅「提案ってどうすれば受け入れてくれるの」


と悩んでいる方に少しでもお役に立てば幸いです。


再申請したやり方

再申請にあたり、「どうしようか」と悩みました。

その時、以前見た「マコなり社長」のyoutubeを思い出しました。

「【話し方の極意】あなたの「正論」は却下される」をまとめるとこんな感じ

相手に提案を受け入れてもらう方法は以下の順に話すことが大事と言っています。

1️⃣自分の申請したい提案とその理由を提示する
2️⃣その提案のデメリットを示す
3️⃣そのデメリットを上回るメリットを示す
4️⃣提案内容が失敗した時どうするかを示す

この内容をもとに、次のような台本を作ってみました。

再申請に考えた台本

目標:サブスクのツールの購入申請を通すこと

1️⃣自分の申請したい提案とその理由を提示する

サブスクのツールとは、Adobe Creative Cloudのことです。
Adobe CCは、次のようなことに使用します。

・ホームページの編集・更新
・バナー作成や写真の加工
・チラシ・リーフレット作成
・動画作成・編集

今後も頻度は多くはありませんが、必要なツールです。


2️⃣その提案のデメリットを示す

そうは言っても、上司が言うように

・そんなに使用しているのか?
・金額が高いのでは?
・外注に頼めばいいのではないか?

と言うこともわかります。


3️⃣そのデメリットを上回るメリットを示す

使用頻度については、これがメインの仕事ではないので、少ないかもしれません。
しかし、得意分野で頼られることも多い。

金額も決して安くはないけれど、デザインやクリエイティブでは、標準的なツールである。

例えるなら、
・文章を書くならワード
・表計算ソフトならエクセル
と言ったようなもの

「もっと安い他のツールでもできないのか」と言えば出来ます。
しかし、そのツールを探す時間や技術を会得するのにも時間がかかる。

他のツールを探す時間や手法を会得する時間も、自分の人件費としてかかる費用である。

何かわからなかった時にAdobe CCなら、ネットですぐ調べられるので、時間短縮にも繋がる。

外注に頼むとしても、Adobeの形式で納品されることが多いため、ちょっとしたことを訂正するにしても、Adobeを使用することが多い。

など、購入するメリットがあります。


4️⃣提案内容が失敗した時どうするかを示す

そうは言っても、費用がかかるのことなので、今回の1年間はとりあえず購入させてもらえないか。

その間に状況も変わるかもしれないし、代替ツールを探して会得することも可能。

1年後継続する必要がなければ、やめると言うのはどうでしょうか。

このように台本を考えました。


再申請した結果

結論を先に言うと、申請は通りました。

しかし、台本通りには全然いきませんでした(笑)

まず、現実的には、台本通りにこちらがずっと話すと言うシチュエーションにはなりません。

そうは言っても、台本のおかげでだいぶ話すことができました。
しかし、話している最中に自分でも「こりゃ、話が長いだろ」って思いながら話していました。

案の定、途中で上司が話を遮り、そこで話の展開は別の方向へ。
まぁ、こんなもんですよね。

伝えると言うことだけでいえば、話すより文書にしてメールやチャットで送る方がよっぽど伝わります。

それでも今回話してよかったと思えたことがあります。

それは、「会話が成り立ち、相手の意向がわかる」と言うことです。

メールやチャットで一方的に送るだけだと、相手の意向がわからないし、途中で修正がきかない。

今回も話している途中に、上司が話を遮り、上司の意図していることがわかりました。

自分が話そうとしていたことと、相手が求めていたことがずれていたのだ

これではいくら筋道を立ててメールやチャットを送ったとしても、相手に伝わらなく終わっていただろう。

話すことによって、相手が求めていたことがわかり、途中で修正することができました。


今回学んだこと

台本通りにいくか、いかないかはそれほど大切ではありません。

台本を作る過程で、自分が思っていることが整理され、伝えたいことを論理的に構築できたこと自体が、よかったです。

あまり深く考えず「とりあえず話してみよう」といくと、だいたい玉砕します。

今回は、自分の中で「何故購入する必要があるのか」を十分理解した上で話しているので、軸がブレることがありませんでした。

また、これは申請を通すとか通さないとか関係ないのですが、こんなふうに思いました。

購入申請が通らなかった時、まずこう思いました。
「新しい部署に来て1年ちょっと。自分なりに役に立とうとある程度貢献できたと思う。上司との関係も良好」
なのに、申請は却下

「どうして?」
「なんか意欲がなくなったなぁ」

「これって何だろう」

「そうか!承認欲求だ!」

申請を却下されたことで、「認められなかった」と思ってしまったんだと。

結果的には申請を却下というか、一旦保留にした理由は他にありました。

それを上司から聞いた瞬間、ぼくは「ホッと」しました。

これもまた、「承認欲求」から出た反応ですよね。

「自分もまだまだ弱いなぁ」と思いました。

最後の方が、申請方法とは全然違う話になってしまいましたが、「承認欲求」は、ぼくにとっていつも思うことの一つです。

詳しいことはこちらに載っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆さんのお役に少しでも立てれば幸います。

これも「承認欲求」かな(笑)

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