3周年とほぼ50日

察してください。なぜこんなに中途半端なのか。すべては怠惰な店主の「明日できることは今日するな。」という信条のせい。

ふつう3周年の投稿って事前に用意しといて当日の朝か、1日感慨に耽って夜中に投稿するものだと思うけど、早くも1ヶ月半が過ぎようとしている、いまさら感満載の投稿。今日書かないとたぶん4周年の前の日とかに慌てて書きそうなんで(そこまで行ったら諦めろと思うけど、変に律儀なんで)お許しを。

さて、2024/3/31で三周年を迎えました。周年のたびに思い出すんだけど、オープンして3ヶ月経った頃、オープン当初から影に日向にサポートしてくれた(いまも)友人夫婦とよしこさんと4人でお店の奥でこっそりお疲れ様会(2021/6月時点では定休日でもお店でお酒飲むのは世間の目が冷たく憚られた)をしたときに、「3ヶ月あっという間だったね〜。でも1周年とか2周年とかましてや3周年って夢のまた夢だよね~」と言っていた。その夢の3周年。知り合いの個人店主が「3年もった」と喜んでいたら「3年までは誰でもできるんですよ」と言われてがっくりしたと言っていた。誰でもとは言わないけど、なんとなく3年はギリギリの線で、これからがまた大変なんだなと肌感でわかる。まあそもそも、以前の仕事を続けてする苦労よりもお店やってする苦労の方がいいと選んだので、まったく後悔はない。いやそれどころではなくて、いろんな人と知り合えていろんなことを話せて珈琲飲んで美味しいと言ってもらえて、楽しかった、落ち着くわ~、と言ってもらえて、これ以上の喜びはない。
感謝の気持ちはとても書ききれないのでひとまず置く。

SNSでも書いたけど、3周年の一曲目は
(Just like)Starting Over/John Lennon
例のごとく直前まで悩んでこの一曲。ジャズ多めの店だから3周年にしてジャズと3分前まで思ってたけど、やっぱこれだなと。まさに3周年を迎え4年目をスタートするときの心境だった。

But when I see you darling It's like we both are falling in love again It'll be just like starting over, starting over

珈琲と音楽に恋して始めたお店。1年目から人に恵まれ、2年目にはさらに人に恵まれ、3年目にして絆も固くなり、楽しいイベントも増え、あと足りないのは売上だけ(オチつけてる場合じゃないけど)。まあそんなわけで、なんとか3年もったけどこれから先をどうしていくか、とパートナーのよしこさんと考える日々なので

just like Starting Over Starting Over〜Ah〜♪

まあでも間違いないのは、(個人店主とはいえ、うるさいひとからはプロ意識が足りないと怒られそうだけど)お客様という距離感はいまいち馴染めなくて、お店に来てくれるみんなはもうすぐに友達で、世間的に言う常連さんは身内。そして、大切な身内が増えていく幸せがなによりだなぁと。

平安神宮のフリマで手に入れた木っ端のカフェ。形は違えどこんな感じにしたいな。

4年目もよろしく!



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