Gallery Shop Marco自己紹介
こんにちは。
大阪の心斎橋駅から徒歩2分ほどの南船場という場所(住所:大阪市中央区南船場4-12-25 竹本ビル3階)にございます
Gallery Shop Marco(ギャラリーショップ マルコ)です。
『人を育てる服とアート』をコンセプトとしています。
マルコでは、
いつもさまざまなアーティストの方の展示を
させて頂くのですが、
毎回設営の時に展示作品を見て
それぞれの方の作風やニュアンスを
自分の肌で感じて、
アーティストの方の話や価値観も踏まえて
展示の世界観を考えていきます。
その世界観を崩さないよう、
私がアメリカやヨーロッパから
買い付けた洋服やバッグ、
アクセサリーなどを展示しており、
展示作品や洋服などすべて販売しています。
【下写真】ハンドニット作家 yoasobiの展示
自己紹介といたしまして、2回に分けて私がマルコを始めた経緯やマルコを始めた理由などをお伝えさせて頂ければと思います。
つたない文章かもしれませんが、お付き合いいただけますと幸いです。
ここでは、私がマルコを始めた理由を書かせていただきます。
簡単にお伝えしますと、
【アート作品や洋服などに触れることを通じて、人間らしさ豊かな社会を作っていきたい】と考えています。
【下写真】Tamura Takuroの展示
道路に使用されているアスファルトを
使用した作品
昨今のSNSやAIの発展によって、人間性というモノが奪われていく面があるのではないか。人間として、人間らしくあるためには、どうあるべきなのか。人間性とはいったい何なのか。
そんなことを考えていく中で、「人間らしさ」や「人間性」とは、他の動物と違って、想像し、発想し、妄想し、思考をできることなのではないか。そう考えるようになりました。
そういった私の考える人間らしさとは、裏腹に、SNSやAIというモノは、社会に一層便利なサービスを提供してくれますが、その一方で、我々から人間らしさというモノを取り去っていってしまう、そんな危険性もはらんでいるのではないかと考えています。これから一層そのスピード感は、増していくのではないでしょうか。
メディアリテラシーのレベルというのが、世界的に見てもこれから先の未来において重要なものになることは間違いないと考えています。
つまり、思考する能力が乏しいままに、
この社会が進んでいくよりも、
思考する能力とともにSNSなどの情報社会の中で、人間を取り巻く環境が発展していく方が、
情報の取捨選択のできる人々が増え、
その中で情報社会が進展していくことで、
人間らしさの損なわない、
思考することのできる人間的な社会が出来上がるのではないか、
形骸化された、つまり、形式的なものでなく、
実質の伴った人間的社会が出来上がるのではないか、と考えました。
このように考えていた中で、
私は、人間が作る作品というモノに触れた瞬間に私の頭の中で
これまで機能していなかった思考が働く瞬間があることに気づきました。
私は、そのことを、作品を「読書する」と呼んでいます。
どういうことかといいますと、
本を読むように、
作者の意図、その人の世界観や生い立ちといったものに触れることで、
本来備わっている人間の想像力や思考が働くのです。
ここでいう作品とは、いわゆる、
アート作品、具体的には、絵画、彫刻やメディアアートなどです。
【下写真】フランスから Vavadudu展示
ただ、多くの人にとってこのようなアート作品というモノは、堅苦しく、難しいという部分もあるのではないかと思います。
そこで、
私がこのようなアート作品に触れて思考するに至った過程を振り返り考えてみました。
すると、私が幼いころから好きであった衣服というモノを入り口に、アート作品に興味が広がり、現在に至っているということに気づきました。
つまり、私は、
10代の頃から衣服について精神論的、概念的、また、消費的な角度から一日中考えていた中で、衣服にもアート性があるという結論に至りました。
衣服は、ただの物ではなく、だれがいつ作り、どのような意図で作り、といった物の向こう側にある作品性というモノの存在に思いが至りました。
そこで、このような私の辿った道を形にすることで、初めに申し上げていたように社会に貢献することができるのではないかと考え、Marcoというギャラリーショップを開店いたしました。
すべてのものは、アート性という次元でつながっている、
アート性に触れることで、人間性が豊かになる、
ひいては、
人間社会がより豊かになるというコンセプトで、
私が海外で買い付けた洋服と、
私が選んだアーティストの作品を私の目線で
つなげて提案させて頂いております。
具体的には、
毎月の展示アーティストの作品に応じて衣服と店内の音楽を私が編集し、
空間を作り私の口でお客様と会話をし、
私の世界観を体感して頂けるように致しております。
是非、インスタグラムアカウント @marco.co.ltd もフォロー頂けますと
ありがたく思います。
【下写真】Kimura Shun 展示
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?