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リゾット・ディ・ラディッキオ(北イタリア料理)

巣ごもりのためのレシピー
ラディッキオ・生ハム・カマンベールのリゾット

緊急事態ふたたび。巣ごもりレシピーの投稿をまたするようになろうとは思いませんでした。
なってしまったからには仕方ありません。今回はちょっとだけ贅沢な食材を使います。

きょうは神戸北野坂の Farm Stand で地元産のラディッキオ(イタリアンチコリ)を見つけました。しかも1株 210 円と非常にやさしいお値段。
何に使おうか。もちろん生で食べてもおいしい。特に白い部分のあのなんとも言えない苦みが大好き。しかしそれでは芸がないのでリゾットにします。

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risotto radicchio で検索を掛ければいろんなレシピーが引っ掛かってきました。
北イタリアではラディッキオと speck という生ハムでリゾットにし、最後にブリーチーズを溶かし込むのが定番だそう。

Speck は神戸では手に入らなかったのでスペインのハモンセラーノを代わりに使いました。あと、ブリーは高いのでカマンベールを使いました、まあどちらも似たり寄ったりでしょう。

結果は上出来でした。ラディッキオの持つ大人のほろ苦さとカマンベールのやさしい苦みが生ハムの塩気と相まって想像の枠を超えた味になりました。

材料(2~3人前):
▶ ラディッキオ 1株
▶ ハモンセラーノ(その他熟成した生ハム) 100 g
▶ カマンベールチーズ  丸ごと1つ
▶ 米 0.7合
▶ 野菜のブロード(野菜コンソメ) 1 リットル
▶ 玉ネギ 1/4 個
▶ バター 30 g
▶ オリーブオイル 少々
▶ 白ワイン 50 cc
▶ 黒コショウ 少々

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準備:
1. ラディッキオを適当な大きさに切る。
2. ハモンセラーノは手でちぎって適当な大きさにする。
3. 玉ネギはみじん切りにする。
4. カマンベールも溶けやすいように小さく切っておく。
5. 米は洗わない。
6. ブロードを引いて温めておく。

作り方:
1. 鍋(フライパンでもいい)にバターとオリーブオイルを熱し、中火で玉ねぎを数分間炒める。
2. 次にラディッキオを加えて2分ほど炒め、さらに生ハムを入れて少し炒めたら黒コショウ少々を振り、白ワインを入れる。
3. そこに米を加え1分ほど炒めたら、温めたブロードを鍋の中身がかぶるほどの量だけ入れて中火で炊く。焦げ付かないようときどきかき混ぜる。
4. 水分が少なくなってきたら、またブロードを少し足して炊く。
5. これを何度か繰り返すと十数分で米がアルデンテに炊けてくる。
6. このタイミングを見計らって、小さく切っておいたカマンベールを加えて溶かし込む。カマンベールは完全に溶かし込むよりもちょっと形が残る程度のほうが食感にムラがあっていい。完成!塩は足す必要ないと思います。

見た目は妖怪フード的というか赤飯のような色合いですが、ちょっと想像のつかない旨味と美味しさです。赤ワインに合うでしょう。

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