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ゲームと私#1「ゲームデビュー ~スーパーファミコンとPC-98~」


前書き

「ゲームと私」は、アラフォー女である私のゲーム歴を複数回に分けて紹介する連載形式の記事です。
note初投稿記事を企画「自己紹介をゲームで語る」で投稿したかったがうまくまとめらず、「後で自分のゲーム歴の記事を書こう!」と思いついたのがはじまりでした。
まあ、自己満足の記事ですね。

予定している内容はコチラ↓↓

第1回:ゲームデビュー ~スーパーファミコンとPC-98~
第2回:思い出のPlayStation、青春のDisc Station
第3回:マイゲーム機、マイパソコン、そしてフリーゲーム
第4回:家族ができて、ゲームとの関係は変わったか
番外編:成人向けゲームとの邂逅

小学生、中高生、大学〜社会人時代、結婚・出産後と大まかに時期を分けて公開していく予定です。

初回は小学生時代のお話です。
※私個人の記憶をもとに書いているため、内容に間違いがあるかもしれません。ご了承ください。


スーパーファミコンとの出会い

私とゲームの出会いは小学1年生の時、両親にスーパーファミコン(SFC)を買ってもらったのが始まりです。TVゲームとは無縁そうな両親が何故ゲーム機を買ってくれたのか、今でも不明です。
両親、私、当時幼稚園児だった弟の4人でSFC本体とゲームソフトを買いに出かけたのを覚えています。

はじめてのゲームソフトはお店の店員さんおススメのものを買いました。
そのとき「今一番人気なのはコレですけど、まだ難しいかな~」とパッケージを見せてくれたのが『ファイナルファンタジーIV』 でした。

店員さん、ナイス判断です。小1の私ではゲームシステムはともかく、ストーリーのすべては理解できなかったと思います。あ、理解できる小1の子もいると思います。

店員さんのおすすめにより、私は『ちびまる子ちゃん「はりきり365」の巻』を、弟は『スーパーマリオワールド』を買ってもらったのでした。

これが人生初、家庭用ゲーム機との出会いでした。
その数年後に我が家へPlayStationがやって来ましたが、なんだかんだSFCでも遊んでました。FF6のキャラをFF7キャラの名前に変更して再プレイしたり。
今でも思い入れのあるゲーム機です。
セーブデータが消えて泣いたのも良い思い出(?)ですね。

PC-98とRPGツクール

SFCが家に来てから2、3年後、私は父のPC-98でも遊ぶようになりました。
始めはテンキーでボールを転がして迷路を進むシンプルなゲームや、ゴルフゲームで遊んでいたと記憶しています。雑誌『Disc Station(ディスクステーション)』付属のゲームも遊んでいましたね。

小学生高学年の頃でしょうか。PC雑誌『LOGIN SOFCOM』でRPGツクール制のゲームに出会いました。
『LOGIN SOFCOM』はRPGツクール等のツクール系ゲーム製作ツールを取り扱う雑誌で、紙面ではアマチュア向けにゲーム製作テクニックの紹介やドット絵講座の連載がありました。

付録のFD/CD-ROMには編集部が作成したゲームの他、読者が投稿したツクール作品が収録されていました。
今ではインターネットで簡単にRPGツクール作品に出会えますが、当時はこうした媒体で入手するしかなかったのです。

この読者投稿の作品が面白く、すっかりツクール作品にハマった私は「RPGツクール Dante98」を購入。
SOFCOMに掲載されることを夢見てオリジナルゲームを作ったのでした……

と、まとめたかったのですが。
結局、1作品も完成させることはできませんでした。
ゲーム製作の面白さと同時に作品を完成させることの大変さを知った私は、ゲーム/小説/漫画など完成させて世に出したすべての人に尊敬の念を抱くのでした。


読んでいたゲーム雑誌

私が小学生の頃に読んでいた雑誌を紹介します。
たまにファミ通や電撃スーパーファミコンも読んでましたが、定期的に読んでいたのは以下の3つです。

Vジャンプ
小中学生時代の私のゲームの情報源で、SFCやPlayStationの新作はVジャンプで知ることが多かったです。『GO!GO!ACKMAN』や『スライム冒険記』等の連載漫画も面白かったですね。
『犬マユゲでいこう』は今でも単行本を買っています。


LOGIN SOFCOM
前述のとおり、ゲームを「作る」ことの楽しみを教えてくれた雑誌です。私が中学生になる直前くらいに廃刊となってしまいました。

この雑誌ではアマチュアゲームの他、もう一つ衝撃的な出会いがありました。その話は番外編で……
(LOGIN SOFCOM No.3 と書けば、わかる人にはわかるかもしれません)
(そういえばNo.2にも『愛戦士 ジュネの絆』という衝撃的な作品がありました……紙面のゲーム紹介でお腹いっぱいになったので未プレイですが)


Disc Station(ディスクステーション)
ぷよぷよでおなじみ、コンパイルが発売していた雑誌です。
Wikipediaを見るとなかなか歴史があるようですが、私が最初に読んだのは雑誌に3.5インチFDが付いたタイプでした。
連載第2回のサブタイトルにもなっていて、そちらではWindows 95対応後の話を予定しています。

初めて買ったDisc Station

プレイしたゲームタイトル(一部)

小学生時代にプレイしていたゲームの一部を紹介します。
※ネタバレを含みますのでご注意ください

SFC

ちびまる子ちゃん「はりきり365日」の巻
私がゲームデビューしたタイトルです。カレンダーの「月」がマップになっている双六ゲームで、今でも楽しめるゲームではないかと思います。「ちびまる子ちゃん」は今でも人気ですしね。

余談ですが、アニメ「ちびまる子ちゃん」放送開始時は私は幼稚園生でした。その直前同じ時間帯にやっていた「ひみつのアッコちゃん」とあまりに作風が違うので、キラキラじゃない!とがっかりしてました。その後「ちびまる子ちゃん」にハマるまで時間はかからなかったですが。


スーパーマリオワールド
初めて買ったゲームソフトということもあり、最初は両親含め家族みんなで遊びました。
初プレイ時、マリオの移動に十字キーを連打していたら家族全員からツッコまれました。ボタンは押しっぱなしで良いのですね。小1で気付けて良かったです。弟(当時5歳)は普通にできていましたが。

だんだんステージクリアが難しくなり、人がやっているのを見るだけになりました。アクションゲームは今でも苦手意識があります。


ドラゴンクエストシリーズ
ドラゴンクエストはⅤ、Ⅵ、Ⅰ・Ⅱ、Ⅲの順番でプレイしました。
Ⅴの結婚イベントは同時期にプレイしていた弟がフローラを選んだから、という理由でビアンカにしました。

ドラクエ4コマ劇場を読んでいたので、I〜Ⅲはストーリーを知った上でのプレイとなりました。初見でプレイしたかったな、という気持ちはあります。(でも4コマ劇場は面白かった)
仲間モンスターはスライムナイト、仲間キャラはテリーが好きでした。


ファイナルファンタジーシリーズ
「ファイナルファンタジーⅣはまだ難しいかな」と言われた翌年、ⅤでFFデビューしました。どうしてもネクロフォビアが倒せず、自力ではクリアできませんでした。ギルガメッシュ出番ナシ。ゴメン。

Ⅵは全キャラ集合してクリアしました。一番苦労したのがオペラ座のイベント。時間切れで何度やり直すハメになったことか……それはそれとしてアリアは名曲です。


ザ・グレイトバトルⅡ ラストファイターツイン
SDキャラによる特撮・アニメのクロスオーバー作品です。ジャンルは横スクロールアクション?でしょうか。
プレイヤーキャラはファイターロア、ガンダムF91、ウルトラマングレート、仮面ライダーブラックRX。時代を感じますね。

このゲーム、クリアしたステージの続きから再開できるのですが、そのためのパスワードが「4キャラクター+顔の向きの組み合わせ」で構成されてるんですね。
「ロア右、F91前…」のように文字でメモすれば良いものを、何故か見たままをイラストで記録してたので面倒でした。自分が悪いですね。


バトルロボット列伝
ロボットアニメ(富野作品)のクロスオーバー シミュレーションRPGです。
同じくクロスオーバー作品のスパロボシリーズと比べて参戦作品は少ないですが、リアル等身で描かれたロボットの戦闘アニメーションは子供心に刺さりました。

私にとって、『機動戦士ガンダム』シリーズの入口となったゲームです。


ポケットモンスター赤(スーパーゲームボーイ)
初代ポケットモンスターです。親に赤・緑を買ってもらい、弟が緑を選んだので私は赤にしました。
最初に選んだポケモンはゼニガメです。

はい、スーパーゲームボーイでプレイしました。ゲームボーイは持っていません。ロコンには会えなかったし、ゴーストはゲンガーになれませんでした。(通信ケーブル?なんですかソレ)

交換ができなくてもポケモンは面白いゲームですよ。念の為。


PC-98:『LOGIN SOFCOM』収録作品

『LOGIN SOFCOM』収録ゲームについては情報が少なく、自分の記憶頼りです。誤りがあればコメントいただけると助かります。

オウビィシリーズ
『LOGIN SOFCOM』のゲームと言えばコレ、オウビィシリーズです。「オウビィ」が存在する世界観を共有していろいろな人がシナリオを作成していました。
「オウビィ」とは何か、ざっくり言うと『ライラの冒険』シリーズの「ダイモン」のようなものです(いろいろ違うところがあるので、この説明だと怒られそうです)
確か全16話くらいあったと思います。第6話『チサーラ姫がんばる!』は声優の横山智佐さんが原作を担当しています。主人公チサーラ姫のイメージcvはご本人。ボイス付きでリメイク……が実現したところで、オウビィシリーズでは主人公喋らないんですよね……


ワクワク文化祭
Dante98制の戦闘なしRPGです。主人公の女の子が文化祭の準備を頑張り、文化祭当日に意中の男子に告白する!という内容でした。私にとって人生初の乙女ゲーム(?)です。
攻略対象は好青年生徒会長、無気力副会長、古風な番長の3人。告白の場は文化祭のイベント(フィーリングカップルのようなもの)です。この3人、よくこのイベントに来てくれましたね……


ハイスクールウォーズ
Dante98製のRPGです。主人公は女子校生。高校を牛耳るボス(縦巻きロールのタカピー系)を倒し、学園のトップに立つのが目的です。校内を歩いているだけでエンカウントしますからね。治安が悪い。
このゲーム、敵はほとんど女子高校生なのですが、とにかくグラフィックが可愛らしかったです。


コープスパーティー
Dante98制の学園猟奇ホラーです。ホラーは苦手でしたが、キャラクターグラフィックの可愛らしさに惹かれてプレイしました。可愛いのはキャラグラだけでした。よくクリアできたな自分。

『LOGIN SOFCOM』で第1作が公開された後もメディアミックス、コンシューマー移植、続編公開と今でも人気のタイトルです。2024年には新作が発売されるそうですよ。
※私は年々ホラー耐性が下がっているので、Dante98版以外未プレイ、未読です。


デザートはプリン
RPG製作ツール「チャイムズクエスト」で作成されたゲームです。お転婆なお姫様が主人公で、プリンが食べたいからとお城を抜け出し材料の卵を探しに行く(!?)ところからお話が始まります。

このゲーム、私は最初の戦闘を丸腰で戦い、一番弱い敵(イメージはDQのスライム)に敗北するという失態を犯しました。道端に落ちてる枝を拾って装備しなければいけなかったようです。
初戦闘を素手で乗り切れるのは別のRPGのお姫様ですね。


混沌の闇に、光の矢はささない
Dante98制のRPGです。キャラクターの歩行グラフィックが等身高く描かれており、シリアスな雰囲気のゲームでした。確か『LOGIN SOFCOM』紙面で「哲学」のワードと共に紹介されていました。
当時、ベストセラー『ソフィーの世界』にはまり、哲学に興味を持った私はすぐに本ゲームをプレイしました。

5人のキャラクターを一人ずつ操作してそれぞれの旅を進め、最後にある質問への答えで最終章でそのキャラクターが決まります。
この質問は各キャラクターによって異なり、「秩序か自由か」のようなどちらが正しいとも言えない内容なんですよね。しかも旅で起きた出来事に絡めて問いかけてくると。
もう内容はほとんど忘れてしまいましたが、大人になった今もう一度プレイしたいゲームです。


PC-98:『Disc Station』収録作品

ばよえ~んウォーズ 大魔導戦略物語
魔導物語のキャラクターたちによる戦略シミュレーションゲームです。

主人公のアルルと各ステージのボスキャラ(シェゾやルルーたち)がユニットを召喚して戦います。ステージ開始時はぷよぷよシリーズでおなじみの漫才デモがあります。

戦闘シーンではキャラクターの攻撃時にアニメーションとボイスが入ります。ぷよぷよSUNに登場するハニー・ビーはおそらくこのゲームが初登場です。


時代劇大江戸あっぷるそーす
あっぷるそーすシリーズは画面のいろいろな箇所をクリックして何かが起こるのを楽しむゲームです。

時代劇大江戸ではチャンバラや悪代官などの時代劇あるあるが盛り込まれています。チャンバラのミニゲームもあります。

……着物の帯を引っ張って「あ〜れ〜(くるくる)」なんて、今の時代伝わるのでしょうか。


エスパー無宿
ギャグテイストの強いRPGです。エスパーとタイトルにありますが、超能力モノではありません。超能力モノでないと私は思います。

おじさんとだるま落とし(御神体?)という不思議な2人パーティを操作します。
ストーリーは短めですが、戦闘が難しくて私はなかなかクリアできませんでした。


魔導四五六(まどうすごろく)
魔導物語のキャラクターたちによるすごろくゲームです。

プレイヤーは2人1組のチームから1つを選んで操作します。私はよく「ドラコケンタウロス&ウィッチ」を使っていました。キャラクターごとに個別スキルがあり、スキルを上手く使ってすごろくでの優勝を狙います。

よくネタにされているので便乗しちゃいます。『魔導四五六』は『魔導物語1-2-3』の続編ではありません。
魔導物語の続編は2024年夏を待ちましょう。


終わりに

以上、私が小学生時代に触れたゲームのお話でした。

記事作成にあたり、SFCのプレイ済みソフトを書きだしてみました。私はアクションゲームに苦手意識があるのですが、何作もプレイしていたことに驚きました(スーバーワギャンランド、ミッキーのマジカルアドベンチャー、スーパードンキーコングなど)

『Disc Station』収録ゲームのいくつかは、ゲームダウンロードサービス「プロジェクトEGG」(有料)でプレイすることができます。興味のある方はぜひ遊んでみてください。

各ゲームタイトルの思い出はこの記事では語り切れていません。いつか記事にできればと思います。

ゲームと私、次回は「思い出のPlayStation、青春のDisc Station」を予定しています。

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