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märchというお店

「märchって何屋さん?」
よく聞かれる質問のひとつですが、確かに店主自身も一言では表現しにくいな、と思っています(笑)


最近の言い方では"ライフスタイルショップ"なのですが、
沖縄ではまだその言葉の市民権はイマイチなので、結局何?、となる。
実状としては、雑貨・喫茶・服・POP UP専用スペースの複合店舗です。
雑貨屋、道具屋、ご飯屋、服屋、なんでも当たってはいます。


店主が京都にいた頃、雑貨でも本でもそりゃあもう素敵なお店が多くて、「あそこに行けば楽しい何かがある」と、特に目的もなく新しいモノとの出会いを求めてはいろんなお店に通っていたものです。
いわゆるジャケ買いですが、ネットの能動的なモノ探しでは得られない、まして自分のアンテナでは到底辿り着かなかったであろう未知のモノとの出会いがお店にはあふれていました。


märchが目指すところはまさにそれです。
märchに行けば何か新しい出会いがあるに違いない。
目的もなく行きたくなる店
そして、それはある種の「メディア」であると思っています。

märch雑貨部では主に県外のものを置いています。
日本に限らず、海外など、なるべく”よそのもの”を選んでいます。
沖縄を否定するのではなく、その”よそのもの”を通して新しい世界を知るきっかけになってほしいから。まさにメディアです。
(もちろん、そのルールに則るなら、まだ世に出ていないものなら沖縄のものも対象になります)

POP UP SHOPは現在のコロナの状況もあって県内の店舗さんが多いですが、märchというメディアを通して、まだ知らなかったお客様がその店舗さんを知るきっかけになったのであれば、それはもう目的達成です。


じゃあ改めて、märchって何屋さんかと問われれば
単語にはならないけれど、
衣食住いろいろおもしろいことをやっている店
と、余白のある言い方をしていただけたらベストだし
嬉しいな、と思います。

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