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校内研がある。それに向けて他のクラスで作った指導案の授業を試してみてほしい。その先生が作った指導案を一晩読み、分からないところを木曜に聞き、金曜日試すことになった。

いざ当日の空き時間。あの板書計画を具現化するには、私の板書ペースで間に合うか?いやそもそも、書けても曲がって読みづらくなる。
えー、やだなぁ。紙板書作っちゃうか。あと30分だけど。
決めたらすぐ行動。速攻でWordに打ち込み、印刷し、裁断機で切り、即席で作る。
授業でもまずまず役に立ったと思うし、先生の考えた板書に近い形に時間内に間に合わせることができた。

授業後の感想を報告していると、「もぐ先生のとこ、なんか紙板書作ってやってたよね?あれ見せたら?」「いつの間に紙板書作ったの?見せてほしい…!」すごく上手くいったわけじゃないから見せるつもりはなかった拙い紙板書。即席なのであんまりいいとは…と言うと、あの指導案で自分がどうやるかイメージ作んなきゃこういうの出来ないよ、と褒められた。
おかげでイメージ湧いた!紙板書一通り貰っててもいい?今度美味しいカレーうどんご馳走するよって。


思いつきで準備したのが役に立ってよかった。私にもできることあるんだって思えたら、居場所ができたみたいでホッとした。まだ2年目って卑下してばかりだったけれど、今だからできる発想もあるわけで、それが報われる瞬間もゼロじゃない。やってみたらひとまず報告してみよう。いつかは何か役立てるかもしれない。

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