「虎に翼」55・56話感想

さて今週も始まりました、「虎に翼」。
家庭裁判所が無事に設立され、寅子は辞令によって「判事補」(裁判官の最初みたいな)と家庭局の役員を兼任することになりました。

そして孤児たちが集まる上野に視察に向かいます。そこで見覚えのある名前を見かけます。
「轟法律相談所」。
場所はかつて、「カフェ燈台」(よねさんの職場)があった場所でした。
そこでよねさん・轟コンビと再会。さらに視察団のなかには小橋と稲垣もいたので、同窓会(轟談)の予感。

轟法律事務所は、孤児たちを養う保護施設のような役割も兼ねていたのでした。
久しぶりに寅子と再会したよねさん、「こっちに来るな」「顔を合わせるのはこれが最後」とぶっきらぼうな言い回しではあるものの、寅子を見る目が一瞬嬉しそうに綻んだのを私は見逃しませんでした。

やや気まずい寅子とよねさん。
「今は弁護士事務所をしていて、山田には助手をしてもらってる。実質上の親分はこいつだがな」とカラっと笑う轟、「救い」ですね。

そこに現われたのは多岐川。ちょび髭で気さくな多岐川は、心を閉ざした子供たちも「悪い人ではないかも」と思ってくれているようです。

年齢で子供たちの貰い手が減っていくというのはなかなか残酷ですね…
孤児のリーダー的な存在である道男は、おそらく10代半ばなのでなかなか引き受け手が現われません。
結果、猪爪家に居候することに?!早くも波乱の予感ですが、どうなることやら

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