結局のところ、漫才は話芸なのか演劇なのか

M-1を見てふと思った事をつらつらと。

漫才って、単純に話術で、おもしろく話す技術を芸術に昇華したものだと思ってた。

でも、
あれ?
実は『演劇』的要素が強くて、話芸よりも演劇よりの芸術なのかな?
と思ったのです。

まあ、コント要素を入れた漫才なんて当たり前にありますからね。

コントは演劇要素を大きく含むので、演劇芸だと思うのですが。

表現の多様性という意味においては、もちろん、アリなんです。
漫才にキャラクター性を持たせるのも、過去から常識的に存在してる物ですし。
ただ、喋りだけで成立させるのが難しくなったのかな、とは感じます。
動きがある方がキャラクターを表現しやすいですから。

うーん、

ごちゃごちゃ頭の中をこねくり回した結果
「面白ければ正義!」
なんだと納得するしかないですね。

ただ喋るだけより、より伝わるように、身体的表現を大袈裟にでも増やしていく事は選択肢として正しいですからね。

しゃべくり漫才も面白い。
コント漫才も面白い。
マイク1本、身体1つで、人を笑わせる演芸。
漫才ってそういう物。
それで良いのかも知れない。

結局、言いたい事は何かと言うと、

錦鯉のお二人は面白かった。
優勝おめでとうございます。

です。

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