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【同性愛と仕事】 あの日の、私のはなし


 あの日、私は道を選んだ。
多くの人が歩む道ではなく、少数派が歩む道へ。
親切心で反対してくれる人もいたし、そのまま応援してくれる人もいた。


最後は、自分で覚悟を決めた。後悔はしていない。
でも、人間だから、ときどき迷う。




セクシャリティも仕事もマイノリティ

 なんだか大袈裟な書き出しですが、最近「将来の理想は? どんなふうになっていたい?」と尋ねられたんです。でも、そのときに何も答えられなくて。


仕事も私生活も、理想ってなんだろう、私はどんな人生を送りたいと思っているんだろうと考え始めたら、ちょっと迷い始めたというか、考え始めてしまったんです。


あ、先に言っておきますが、結論もオチも全くありません。
ただ頭のなかを文章に起こして整理していくだけなので、「ふ〜ん、そんなふうに考えている人もいるんだ」という感じで読んでください。や、読まなくてもいいです。




考えすぎないメンタル

 ここ最近は意識的に、あまり考え込みすぎないようにしている(と言っても、こんなにも文章を書き続けている時点で、思考ばかりなのですが)朝起きてから夜寝るまでの間、答えの出ないことを考えている時間が多くなってしまって。


仕事はどうなったら嬉しいんだろう?

生活はどうなっていたら幸せだと感じるんだろう?

どこに誰と住んでいたら満足するんだろう?


なんて考え始めては、自分の理想が全く分からなくなってしまって。理想を掲げたからといって、その通りになるとは限らないけれど、向かっていく先が決まっていないと、そこに近づいていかないことも現実だよな、なんてことも考え始めて。


頭でばかり考えずに、行動しなきゃとは思っているのですが、なんのために行動するのかをはっきりしておかないとモチベーションも熱量も追いつかなくて、結局すべて中途半端になってしまうというか。


う〜ん。




揺らぐセクシャリティと将来の理想像

 プロフィールにも記載している通り、私は女性に生まれて、性自認も女性。女性として女性が恋愛的に好き。自分が男性になりたいと思っているわけではない。ただ、生まれてくるときにもし性別が選べたとしたら、男性を選んでいた方が、この三次元の世界では色々とスムースに生きられたのかもしれないなと感じる。


そんなセクシャリティが私で、強いてカテゴライズするのであれば、レズビアンになるのかなというニュアンス。

ただ、Xジェンダーとか、ノンバイナリーとか、そこまでいくと自分がどれに当てはまるか分からないから、クエスチョン。男女が混ざり合ったマーブル模様みたいな感じ。だから、マーブル。



理想とする生活像ってどんなだろう

 現時点で、日本では同性同士の結婚は認められていません。もし私がパートナーとなる同性に出会って生涯を共にしたいと強く願っても、それは法律で認められない関係のまま。


戸籍はもちろん、家を借りるにも、相続関連のことでも、すべてが法律上では他人同士。


また、私は現時点で自分で子どもを産みたいとも思っていない。ただし、パートナーが望んだ場合は分からない。


相続できるほどのものを残せたとして、それを引き継ぐ人はだれなんだろう。



最近では、”DIE WITH ZERO" なんて概念も誕生していますが、そこまで新時代の潔い生き方が、果たして自分はできるだろうかとも考える。




仕事の理想は?

 以前の記事でも書いたように、私は脱サラしてフリーランスのような形で働いています。ゆくゆくは株式会社を設立できたらいいなぁ(意訳としては、株式会社を創った方が税金対策になるというレベルまで達したいという意味)なんて希望を持っています。



そして、恋愛的な意味での同性のパートナーと2人で会社の代表をやりたい。


これは私が会社員を辞めた理由の一つでもあるのですが、やはりまだまだ理解が不十分な同性愛の場合、自分たちの立場は自分たちで守らないといけないな、という思いが強いのです。


会社の規則や制度などの関係ももちろんありますが、もし批判的な態度をとってくる人に出会った場合、逃れられない人間関係はひどくしんどい。アウティングなども含めて、簡単には逃れられない限られた環境にいる場合、まだまだ油断なんて出来ないと思っています。


だから、私の究極の夢はパートナーと2人で会社の代表をすること。
公私共にパートナーという関係が理想かな。

そういう点で言えば、それこそ人気YouTuberのみち子さんとぽっちさんのような関係は、本当に素晴らしいなと。

※4年前の初投稿動画から、リアルタイムでほぼ全ての更新動画やLIVE配信も見ていて、アメブロも過去の記事を全て読破するぐらいファンです



究極の考え方

 正直、私はまったく他人に期待していないのかも知れません。今までの記事でも触れてきたように、他人はいつだって「それは間違った道だよ、」と言うから。

そんなアドバイスを勝手に言ってくれるもんだから、いざというときには助けてくれるのかと思って、アドバイス通りの道を歩んで咄嗟に手を差し伸ばしたとき、どこにもいないじゃん! ということばかりだったから。



他人はそんなものだと考えていた方が良いと、個人的に思っています。こちらも期待しないし、逆にこちらにも期待しないでほしい。すごく冷たく聞こえるかも知れないけれど、それが健全な関係というか。個人的にサッパリした付き合い方が好きだから、なのかな。

他人が理解してくれなくても、私たち2人はちゃんと理解しているから、それだけで十分だよねという関係が理想です。歌詞でよくある、世界中が敵になっても、私だけは味方だよ、という相手がパートナーというのが理想。


もちろん、周りも理解してくれて、ちゃんと応援してくれたりしたら、そっちの方が嬉しいのは当たり前だけれど。

矛盾なのかな、やっぱり心のどこかではずっと密かに他人にも期待してるのかな。まだまだ希望を捨てない私の心は可愛いものですね(?)



オチも結論もないけれど

 そうか。ここまで書いてきて、やっと少しだけ分かりました。自分の理想が。

結局は二人だけが理解している世界があって、公私共に、言葉通りビジネスでもプライベートでもパートナーになる人に側に居てほしくて。そんな人と生涯を共にしたくて。それは仕事も私生活も。


一緒に話して、一緒に戦う。

そんなパートナーに出会って生涯を共にすることが理想です。


よし。じゃあとりあえずは、その理想に向かって、仕事を頑張ります。


オチも結論もない記事だ……なんじゃこれ……。フォロワーさん限定記事みたいな、プライベートアカウントみたいな記事の設定にできたらいいのに、と思いながらも公開しちゃいます。


残暑厳しい夏ですが、みなさま健やかにお過ごしください。


Marble(マーブル模様)を生きる

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