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ジャパニーズ・ドリーム 〜ネパール人留学生たちの日本〜

録画していたNHKドキュメンタリーを見ました。

手元の現金が2,000円程度しか無い親が、親戚や友人などからかき集めて170万円の渡航費を捻出し、我が子の成功を願って留学生として日本へ送り出す。
日本企業でITエンジニアになるなどの夢を持つものの、コンビニや配送業など低賃金の仕事しかできず、絶望し、疲弊して自殺を選択してしまう人も増加しているという。

日本だったらこれだけやって当たり前のようなことを辛く感じてしまうような文化の違い。
言葉の違い。差別。整備されてるとは言えない受け入れ体制。
働き詰めですれ違い、会話も少なくなっていく家族。

そんな中、ネパール生まれの子供がみるみる日本語を覚えて、社会に馴染んでいる姿はすごかった。国語の教科書も澱みなく朗読し、友達とも一緒に学校から帰って来て、楽しそうだった。
しかし、いくら頑張って日本に住み続けていきたいと思っても、突然就労ビザが切られてしまうこともあるため、ネパールに戻ることも想定して、その子はオンラインで英語の教育も受けていた。

色々な意見があるだろうけど、人が人として幸せになって欲しい。
私も他の人々も。

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