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歴代映画-Best3のおはなし

皆さんこんにちは。
今日はぼくのこれまで観てきた映画の中でBest3のお話をしていきたいと思います。
ぼくは初対面の人によく映画Best3の質問をします。
理由はその人の人となりを知るためです。どんなことに興味を持ち、どんな人生を歩んでいるのか…などといったことに思いを巡らせるひとつのヒントになると思っています。


前段はさておき早速書いていきます…

・Best3-ストレイト・ストーリー

監督はあの鬼才デヴィッド・リンチ。
しかしこの映画には全くそのイメージがありません。
簡単に話すとストーリーはこうです。
おじいちゃんが喧嘩して何年も会っていないお兄さんにトレーラーで会いに行くロードムービー。大きな事件が起こるわけでも悪者が出てきて人が死ぬこともありません。ただ淡々と進んでいく先々で出会う人たちとの交流や出来事にほっこりする映画。
映画の中でとても印象に残っているセリフがあり、それがこの映画をBest3にしている理由でもあります。
あるサイクリスト集団とキャンプ場で一緒になり、若い彼らと会話する中、
「歳を取って良かったことは?」
…「物事の核が分かることだ」
「じゃあ歳を取って悪いことは?」
…「若かった時のことを覚えていることだ」
という会話。はじめて観たときはぼくもまだ若く意味が掴めませんでした。しかし自分も定年し改めて観たときこの言葉が身に沁みました。


・Best2-レオン
言うまでもなくリュック・ベッソンの名作。
ニューヨークを舞台にした殺し屋と少女の物語。
実は製作期間も短く結構やっつけで作られたらしい。しかし、絶妙な配役やストーリーによって何度観ても楽しめる作品となっています。ジャン・レノと並び主演を務めたのはまだ子役時代のナタリー・ポートマン。とても子役とは思えない彼女の名演技は群を抜いています。そしてもうひとり…悪役のゲイリー・オールドマン。彼の迫真のアドリブ演技が凄い!この映画以降、映画出演が多くなった俳優さんですね。ラストは何度観ても切なくなります。
写真好きとして絵的な見方をすると、作られたのがフィルム映画の最後期だと思われるのですが、兎に角、絵がいい!現代の映画では決して観ることができないフィルムの良さが詰まってます。誤解を恐れずにお話しすると中判カメラで撮った写真のようです。
スティングのサントラもいいですね。
すべての要素が奇跡的に揃った映画だと思います。


・Best1-ゴッドファーザー
フランシス・コッポラの出世作にして最大の名作。
はじめて観たのは映画館だったのかな?ロードショー当時ですからまだ小学生の頃。子供心に”家族の絆”というものを意識させられた記憶があります。
ギャング映画だと思われがちだし、確かにそうなんですが、主題はあくまでも”家族の絆”だと思っています。初代ゴッドファーザー役のマーロン・ブランド、その後を継ぐアル・パチーノ、そしてpart2で若き日の初代を演じるロバート・デニーロ。名俳優たちによる名演も見どころ。
特にPart1からPart2…Part3と回を追うごとにリアルに年を取り変化していくアル・パチーノは見応えあります。未だに年に1回は観ます。


…如何でしたでしょうか。
自分という人間を見直すきっかけを考えさせてくれる映画。
是非、皆さんのbest3も是非教えてください。

それではまたお会いしましょう。

#映画 #ゴッドファーザー #レオン #ストレイト・ストーリー


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