最近見た/遊んだ作品のアウトプット

・ARMORED CORE 3/3 SILENT LINE

(PS2、2部作)

あらすじ
地上に人が住めなくなってから数世紀後、人々は地下都市『レイヤード』で暮らしていた。
プレイヤーは人型機動兵器【アーマード・コア】を駆る傭兵、通称『レイヴン』の一人として戦場に赴き、次第に世界の構造に迫っていく...
最近遊びなおした作品の一つ
この作品のメッセージを２行でまとめると
「人類は幾度も過ちを繰り返す。」
「しかし、その過ちすらも乗り越える力を持っている」
である
(余談だけど僕はこういうのが大好物)

そのメッセージ性を信じてみようと思わせてくれるストーリーも流石だった。

勇気爆発バーンブレイバーン

(現在放送中のTVアニメ、5話まで視聴)

あらすじ：未知の生命体に襲われ、窮地に陥った自衛隊員の主人公の目の前にブレイバーンと名乗る謎の巨大ロボット(喋る(CV.鈴村健一))が現れ、世界を救いに行く物語

...とここだけ書くと王道スーパーロボットアニメなのだが
このブレイバーンというロボットが異様に気持ち悪いのだ
一見ヒーローらしい行動を取ろうとしているのだが、
主人公以外が乗ろうとすると「生理的に無理」と断られたり
主人公が全身脱毛しておりスーパー銭湯によく行っているという情報を何故か知っていたり...

見てもらえれば分かるのだが、本当に困惑する物語
しかし、ギャグアニメという訳では全く無く
バトルパートや会議パートはかなりガチ、未知生命体に襲われて死ぬアメリカ軍人の最後が悲痛に描かれていたり、東京が火の海になっていたりなどのエグい描写もある

・ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON

(PS4/PS5/Steam)

強化手術を施された独立傭兵『C4-621』として、新たに注目された資源惑星『ルビコンⅢ』に赴き、新たなエネルギー資源『コーラル』と金を求めて戦う話

自らの飼い主であるハンドラー『ウォルター』、気さくで明るいが影が垣間見える戦友『ラスティ』、脳内に響く謎の声(メインヒロイン)『エア』、口数は少ないながらもどこか人間らしいAI『チャティ・スティック』などの個性溢れるキャラクター達との出会いと別れ、その先にある物を探しに行く

このように書くとよくある話の様に思えるが、今作は『出会いと別れ』に焦点を当てており
『選ぶ事の大切さ』と『選んだ事で失われた物』というメッセージをを心揺さぶるストーリーで伝えてくる

個人的には奇想天外技術者集団【RaD】のボス『シンダー・カーラ』の名セリフ『生きてるなら笑え』 『どんな窮地でも、それでも笑うのさ』は、座右の銘の一つになったレベルで好き

・魔法使いの嫁

身寄りもなく、生きる希望も術も持たぬ少女『羽鳥チセ』が悠久の時を生きる異形の魔法使い『エリアス・エインズワース』の弟子兼婚約相手として【世界の美しさを識って行く】物語

『世界は美しい』という大きく、強烈なメッセージが心に染みる作品

設定面も秀逸で
『魔術』と『魔法』が全くの別物であり、魔術は科学の一種、魔法は妖精に頼んで起こす奇跡だったりする

作中の
「世界を愛するんだ
　君のいる世界は君の味方では無かったかもしれない
　でも、敵では無い」
というセリフがこの作品の概要だろう

・ブレンパワード

(TVアニメ)

巨大遺跡『オルファン』を浮上させて宇宙へ飛び立たせようと目論む集団『リクレイマー』と
それを阻止する為に動く戦艦『ノヴィス・ノア』の戦いの話。

なんていうか...こう.....言葉に出来ない生命力を感じさせてくれる凄い作品だった。

主人公達が乗るロボット、通称『ブレンパワード』には感情や性格がある生物(例えるならポケモン)であり、
ブレンパワードと『仲良くなれたら』ブレン乗りになれる。
性格があるので怖いと思ったら怯えて震えるし、勝手に一人で行動したりもする独特な設定。

「生きる力ってこういう物なんだな」「もっと元気に生きてみようかな」と思わせてくれる素晴らしいアニメだった。
本当に言葉で説明するのが難しいのでとりあえず見て頂きたい。全26話です。 

・シドニアの騎士

(TVアニメ＋映画１本)

太陽系を異生物・奇居子(ガウナ)に破壊されて千年。人類の繁殖と生産を維持しながら宇宙を旅する、巨大なる播種船『シドニア』
シドニアの最下層で育った主人公『谷風長道』が操縦士として奮闘する話。

いつもはSF漫画を描いてる人が描いたロボット作品
そして、兵器としてしか見られてない奇居子の実験体と恋愛する話でもある

主人公の過去、渦巻く陰謀、迫りくる罪人....

恋愛モノが好きな人にも、スターウォーズのような宇宙でのドッグファイトが好きな人にも、ロボットアニメが好きな人にもオススメ出来る傑作です。