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学ぶことの意味を考えてみる

学ぶことってなんの意味があるの?

この質問に対する一番好きな答えは、今のところ、これだ。

世界の解像度を上げてくれるよ。


昔使っていたガラケーで撮った写真を偶然見たら、あまりにも解像度が低くて驚いた。
当時最高画質のガラケーで美しく撮れたと思っていた写真は、デジタルカメラをいつの間にか駆逐しかけているハイスペックなスマートフォンの前では驚くほど粗いものになっていた。もうガラケーカメラには絶対に戻れないな、と感じた。

「学び」は、私達の視界をガラケーのカメラからスマホのカメラへ、ともすれば一眼レフカメラに変えてくれると思う。
朝霧も、今日の為替も、ボールが描く軌道も、街の記念碑も、花火の色も、月の満ち欠けも、知識や経験によってより色鮮やかに、より緻密に、映ってくるのではないか。
少し株の勉強を始めるだけで、「ニッケイヘイキンカブカ」が「日経平均株価」になるように。
このようにして世界の解像度を上げていく営みに私はわくわくするし、これこそが学びの醍醐味だと思うのである。

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