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解熱鎮痛薬

あんなにあんなに病んでいたのに、
彼の好きな人は…、恋愛対象は…、
私だけだと確信を得てからは、
闇病みが止み、嘘のように心が落ち着いた。

ぎゅーっと抱きしめたいのは私だけ。
そう言ってくれて、言葉で聞いて、
安心できた。

結局のところ決め手の解熱鎮痛薬は彼か。

しかーし、
解熱鎮痛薬が効くところまで回復できたのは
私の自然治癒力。
自分も十分にほめてあげないと。

解熱後の私はじつに素直だ。

恋の駆け引きは昔から苦手。
素直に気持ちを伝える方が得意。

私から彼のことが好きだと匂わせる、
匂わせメッセージも難なく送れる。
送り渋りなんてしない。
しかもかわいく送れちゃう。自画自賛かっ。

って言っても実際のところそれを
彼が喜んでいるかどうかは、
ほんとのほんとのところはわからない。

ん?なんやこれ?
くらいにしか思っていないかも。
まぁ、それはそれで。いいか。
ヤリニゲだ。

とにかく、素直になると自分がラクだ🐪

先日会ったときは、
少々拗ねてみせてみた。

みせてみたというか、
私のありのままをみせただけ。

拗ねている理由を伝えると、
直ぐに彼は状況を理解し、
拗ね理由に対するフォローを行い、
即座に私を安心させた。

彼もだんだん私の取り扱い説明書を
解読できているのかもしれない。やるな。

彼の恋愛対象が私だけだとわかると
私の機嫌の直りは速い。
はやい、はやい。

スッカリ笑顔で彼との時間を楽しめた。

いろんなおしゃべりをして、
2人で笑って、見つめあって、
微笑んで。

一緒にときを刻む、それだけで、
満たされ、愛おしく感じてしまう。

その日の場所は🍘ではなく、
更には私がツキノモノ中。
ふたりの交わりは、
ながーいながーいトロントロンちゅーと、
抱擁のみ。

なのに心が満たされて、満たされて。

🍘じゃないほうが満足度が高いのか?!

数時間しか過ごしていないのに、
🍘でもないのに、
たっぷり彼を感じられた。

と、いうのも…
その日の彼は丁寧に丁寧に
たくさんキスをしてきた。

彼は私の首に念入りにキスをしていた。

驚いたのが、スカートを目繰り上げて
ワンピースの中に入り込み、
お腹へのキス。
自己申告していたが、変態だ。
うん、割りと変態な方だ。
変態行為だとしても彼だから、
大好きには変わりはない。私も変態か。

でも彼は何がしたかったんだ?

あと、とっても印象的だったのが、
腕への丁寧なキス。

腕へのキスは人生初だ。
ワンピースの中に入られたのも人生初だが。

ちょっとした探求心から、
ググってみたところ…

首へのキスは執着心

首へのキスは、相手への執着心を意味しています。首というのは薄い皮膚の下に多くの神経や太い血管のある、人間の弱点と言っても良いほど大事な場所。

その場所にキスをするというのは、この人を独占したいと思うほど強い執着心を抱いているということです。

首に沢山キスをされたら、彼があなたを「絶対に離さない」と執着心を抱いている証拠です。自分のものであるという証として首筋にキスマークをつけたがる男性がいるのもうなずけますね。

fasme

ほほう。
確かに!当たっている。

その日の彼からは、
everyday~, everynight~離し~たくは~ない
まるでT-BOLANのような思いが感じ取れた。
ほんまか?

続いて、
ワンピースの中に入ってお腹にキス。
については、さすがのGoogle先生でも
的確な答えを導いてはくれなかった。
そりゃそうか。

腕へのキスは恋慕

腕へのキスは、恋慕を意味します。恋慕というのは思慕よりも恋愛感情という意味が強く、恋焦がれているということ。腕は女性の身体の中で、特に男性からの人気が高い部位でもありますし、文学作品や美術作品などでも女性の腕の美しさについて書かれたものが多くあるほど、男性にとっては魅力的なもの。

ぷにぷにとした二の腕が好きという男性も多いですよね。

彼が腕にキスをしてきたら、「好きで好きでたまらない」という気持ちを表していると思って良いでしょう。

fasme

ほうほう。
こちらもまた当たっているような気もする。

私の気持ちがこんなにも満たされている
というのは、
彼からの気持ちを十分感じ取れたから。

珍しく彼からの好きで好きでたまらない
を感じ取れた。

ああ、なるほど。そーゆーことか。
短時間でも私の心が大満足なわけだ。

最初スネオモードだった私。
その原因が彼へのヤキモチでヤキモキ
からのモヤモヤと判明。

彼もそれを瞬時に理解。
からのフォロー。

私の彼へのヤキモチがまだかわいい範囲
だったのか、ヤキモチが功を奏してか、
彼の気持ちに火をつけた。

そこから、かわいい、かわいいの嵐。

いや、会った瞬間からかわいいは
言ってたか。
私を見た瞬間かわいい~と思ってたらしい。
彼談。

おそらくだが、機嫌を直した私は
さらにかわいかったらしい。

笑顔で彼を見つめてるだけなのに、
相当かわいかったらしい。

新作のワンピースがよく似合っていて
相当かわいかったらしい。
ワンピースもすごく褒められた!
確かにおニューのワンピースだけは
相当かわいい。
そこだけは自身をもって自画自賛。

そんな私が彼の目の前にいること、
ただそれだけのことにえらく感動していた。

えっちゃんが目の前にいる~!!どうしよ~
と少々興奮気味の彼。珍しい!!

私に会えるのが嬉しくて堪らないのが
伝わってきた。

この歳にもなってかわいいは『?』だが、
彼から言われると相当嬉しいものだ。

思い出すだけでにやけてしまう。
やはり私は変態か。

そして、
その日の彼も相当かっこよかった。



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