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三島喜美代 - 未来への記憶

展示開催を見たのはかなり前だった記憶。
とはいえ必ず行こうと思いつつも
近くであったがゆえに足がなかなか向かず。
そうこうしているウチに
ギリギリとなってしまった。

その間にご本人様の訃報もあり

コレは行かねば!と行って参りました。
鋭い日差しにも日傘で対抗しつつ
本日も大汗かきながらトコトコ駅まで。

本日は選挙の期日前投票からスタート

来る事ないから上から撮ってみたり

とはいえお昼時。
今日はどーしよー。と
考えつつもあまりの暑さに

何年ぶり?に食べたかも

冷やし中華はじめました。(食べた)
熱された身体もホッとする冷製。
ゴマだれでもありぺろっと頂きました。
美味しゅうございました。

つけ麺をはじめ何を食べてもハズレの無い
ライオンズファンの聖地
「そうすけ」さん
グッズもたくさん飾ってありますです。
お近くにいらしたら是非。的なお店

さーていくぞ!…いく……ょ
暑い………ね

アニメ発祥の地なのだそうです。
(知らなかった)
とはいえ中々降り立つ事も無かった。
初上陸の中村橋駅。
目的地の練馬区立美術館は駅からすぐとの事。
とはいえこの陽射し。気温。
日傘必須でぽてぽて参ります。

ばばーん (言わないと始まれない)
ほんとに近い。
この暑い日中にはありがたい近さ。
入口を目指します。

はい行きますよー。
動物のオブジェがたくさんありますね。
暑いので後ほどよくみましょう。

一応自撮り。ウケる。

という事で入口へ。
入場料をお支払いし………
横に目が行き同時に図録購入。
まだ中見てないのに。
いや。ね。ほら。欲しいってなるし。
順序はテキトーで。

ではでは入りま………


いや…平日ですよ…
という。ツッコミ入れる程の人・人・人。
流石、三島喜美代さんの展示だけはある。
入ってすぐの缶カンのは
人多すぎて撮れませんでした。

何度か撮り直しても前に入られて…

中は4部構成での展示の様です。
三島さんの年齢を追って時代事の偏移を観ていく様です。
女学生時代からのが
1部 初期作品となっておりました。

絵は抽象への傾倒から少しずつ手元にあったチラシや雑誌などをモチーフとしたモノに。
最奥にシルクスクリーンをつかった
陶のモノが現れます。
コレを観ると
あー!三島喜美代さんだー!となりますね。
絵はあまり観た事がなかった為に
とても面白く拝見しました。
展示には、
詳しく何故抽象に傾倒したのかや
モチーフをチラシや雑誌からなのかが、
細かく書いてありました。

次は2Fの展示室へ向かいます。

入口横では三島喜美代さんの映像も流れていた為
観る為に人がたくさんです。
それを横目に階段で2Fを目指します。

ココからは三島喜美代さんの代名詞
陶の作品が並んでいく所になります。

コレすごく好き

アレも陶。コレも陶。
確かに近くに寄るとわかる。
少し引いて観るともうおもしろい程
そのモノにみえてくる。

流石にフィルムは大きめ
雑誌は中までちゃんと

モチーフそのモノが本当におもしろい。
クスッと笑えたりも出来るし
真剣に観る事も出来る。
シニカルな視点が本当に素敵。

さぁ。ココから巨大化していきます。
もうデカくてよう作らはった…
と思うばかりの大作が並びます。

コレもかなりの大きさ
巨大雑誌
持ってたモノをかき集めてらしい
ココは小ぶり。時計にはいろんな意味合いが

そして有名なゴミ箱ですね
人も中々にたくさんいらっしゃって
大きさで立ったりしゃがんだり。
中々進めません。
2Fの一部屋目はコレで終わり。
次へと向かいます。

通路から外が見えました。
入口前のキリンやカメ。カエル。
暑そうですね。外。
まだゆっくり外は見れないなー。
などと思いながら通路を行きます。

窓の反対側にはさわれるコーナー
缶カンはズッシリ重く。
塗装の違いで質感もちゃんと変わっていました。
コーラの赤い所ツルツル。
シルバーの所ザラザラ。

今回の展示の目玉
「 20世紀の記憶 」
それがコチラにきています。
普段は東京 ART FACTORY 城南島に
< 常設 >展示されているモノ

ね。巨大というか敷き詰められたレンガブロック
スゴイ。壮観。
でもコレ近くで見ると…

本当に記録なのです。
20世紀の100年から、ご本人が
抜き出した記事が転写されているわけです。

情報過多とも言われる
現代に対してなのでしょうか。
見る人の受け取り方で
それも大きく変わりそう。

写真は撮れないとの所には資料として
本などやインタビュー映像もありました。

物量もさる事ながら
大きく圧巻の作品が並びます。
ご本人の語る創作に対しての考え方も
ユーモラスでありシニカルであり
おもしろいおばあちゃん。
一言一言がとても刺さります。

ご存命の中始まり、ご逝去が挟まった
特別な展示となってしまいました。
行けてよかった。

入口横の別スペースでは
画家の悳 俊彦さんの展示もありました。
ご本人様も在廊されていらっしゃって

1番好きだった絵

とても素敵な絵を拝見する事も出来ました。

さて。かなり長く観ていたのでそろそろと
外に出ます。
上手い具合に少し雲に太陽が隠れてくれて
動物さんたちを。

カラフルキリン
なんか‥弱そう…
ゴリラは可愛い感じ

美術館を後に
少し駅前を歩いてみる事にしました。
何せ初上陸。
とはいえ商店街を歩いて
ぱしぱし写真を撮るわけではないので
のんびりのんびり歩きます。

が。

にゃんぴー
そーなのか…にゃんぴー
と撮ってしまったりして。
かなりファンシーな趣き

お茶をしばくでもなく。
ぽてぽて歩き倒し。
さてさてそろそろと駅に戻ります。

も少し気候が落ち着いたら
また来てみようかな。

練馬区立美術館さんは
おもしろい展示をされているので
また来たいとなりそうやし。

夕焼けをみながら各駅停車に揺られるのも
悪くないな。などなど思いながら

夏の雲を見つつ地元駅から
徒歩で家路に。

※1今回引きで写真を撮ると
たくさんの方が写ってしまう為
細かく撮っています。(ちょっと不本意)
※2実際の展示より少し明るめにしてあります。

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