35年とこれからと　マリッジリングのリモデル

35年以上使用したマリッジリングの再リモデルです。
こちらは私の母の持ち物なのですが、数年前に一度サイズ直しと0.3ctのラウンドブリリアントカットのダイアモンドの追加をしました。

プラチナが外側に、イエローゴールドが内側にあしらわれた鍛造仕上げのリング。
鍛造とは、地金を叩いてリングの形にするため金属がより硬くなり耐久性の高くなる作り方のことです。
細かいカーブなどを作るのは難しいのですが、シンプルな形を作るのに向いています。

プラチナの外側には細やかな彫りの模様。
長く使うことで少しエッジがやわらかい表情になっています。

今回は
・リングのサイズ直し#12→#15
・ダイアモンドの石座の高さをなるべく低くする
のが課題。

コンビネーション、そして鍛造のリングを大きくするサイズ直しですのでカットした部分にイエローゴールドとプラチナの地金をはめ込みます。
そしてそこを溶接、全周に彫りが入っているので更に違和感がなくなるよう彫りも追加。

ダイアモンドはなるべく低くなるよう、石座を作り替えています。

これからの何十年も毎日一緒にすごせるよう、快適に作り替えました。
これからもオーナー様を守り、輝かせるお守りとなりますように！

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
少しずつ春の気配を感じます。
まだまだ大変な日が続きます。どうぞお身体を大切に、日々お過ごしくださいませ。

心より、感謝を込めて。
MaPRE®︎ねね

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