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「OSアップデートでGISシステムが動かなくなるかもしれない」

GIS芸人のいりやまです。

システムに長く関わっていると、避けて通れないのがOSアップデートです。

特に、GISシステムではOSアップデートにより、今使っているソフトウェアが使えなくなりました、というご相談を受けることがしばしばあります。

|GISソフトウェア(エンジン)のサポート切れ

今回のご相談相手は、顧客関係管理システム(CRM)※にGISシステムを付加されていました。
しかし、OSアップデートにより、そのシステムが上手く動くかの保証・サポートが切れてしまうということを知り、代替手段を探されていました。
もはや営業部のルーティンに組み込まれており、GIS機能が使えなくなると著しい生産性の低下が懸念されます。

※顧客関係管理システム(CRM)にGIS付加でできること
・顧客を地図上に点で表示できる
・最も効率的な訪問ルートを表示できる
・インバウンドセールスがお客様の周辺図や情報などを見ながら話せる
・営業パーソンの行動管理がGPSでできる
・現在地から近いアポなし訪問のオススメを表示できる etc

|「地理情報活用」に詳しくないと、要件定義は難しい

動作保証されているOSで使えている間はもちろん問題ありませんが、ひとたび保証切れになり、代替ソフトウェアを探そうとすると、困ったことになります。

そう簡単には要件定義ができないのです。

GISの要件定義をするには、ソフトウェア開発と業務の知識だけだと不足で、地理情報活用に関する知識が必要となります。

|いりやまが要件定義からお手伝い

とはいえ、GISの要件定義は一度やればしばらくは不要なことも多いので、そのために大学院修論レベルの知識を身につけるのはタイパが悪いかもしれません。

そこで、GIS芸人いりやまにご相談がありました。
具体的には以下のような一般的な内容をおうかがいすれば、地理情報活用に関してはこちらから「こんな使い方がありますよ」「こんなやり方なら実現できますよ」ということがお伝えできます。

■エンドユーザー様の状況
・業務内容
・業務に関わる人
・業務フロー
・関連するデータの所有 etc
■地理情報を使った業務の完成系イメージ
■GISエンジンで「こんなのできたらいいなぁ」ということ

ちなみに、当社製品に関していうと、検収においては本番環境と変わらない評価版(無料版)をご提供できるので、実際に動かしてみて動作確認をいただいています。

|まとめ

今回は、OSアップデートをきっかけとした、GISソフトウェアの切り替えのご相談事例を題材にさせていただきました。

どんなソフトウェアでも動作保証あってのもの。焦らないうちに代替手段をみつけておきたいですね。


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