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1. GIS×ゲーム;リアルワールドゲーム

GIS芸人のいりやまです。

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1-1.現実の世界をプレイフィールドにする

リアルワールドゲームは、現実の世界を直接的にゲームのプレイフィールドとして利用するゲームジャンルです。
このタイプのゲームでは、実際の地図データを基にした仮想世界がプレイヤーの探索、冒険、対戦の舞台となります。
『Pokémon GO』のように、GPSを利用してプレイヤーの現実世界の位置情報をゲーム内で反映させ、特定の地点に行くことでゲーム上のアクション(例えば、ポケモンを捕まえる)を実行することが特徴です。

1-2.技術的:GPS、地図API、拡張現実(AR)


このジャンルのゲーム開発には、GPS技術、地図API、拡張現実(AR)技術などが重要な役割を果たします。
特にGPS技術は、プレイヤーの位置情報を正確に把握し、ゲーム内の仮想世界とリンクさせるために不可欠です。
また、地図APIは、実世界の地理情報をゲームに取り入れ、プレイヤーが探索する環境をリアルタイムで生成するために使用されます。
さらに、AR技術は、ゲームの視覚的な魅力を高め、プレイヤーが現実世界とゲームの仮想世界との間の境界を体験できるようにします。

1-3.健康や社交活動に良い影響を与える


リアルワールドゲームは、プレイヤーを屋外に出し、実際に移動させることで、健康や社交活動に良い影響を与える可能性があります。
『Pokémon GO』の成功は、世界中で社会現象を引き起こし、多くの人々を屋外に誘い出しました。
また、地元の歴史や文化に触れるきっかけを提供することもあり、プレイヤーに教育的な価値をもたらすこともあります。
しかし、プライバシーや安全性に関する懸念もあり、適切なガイドラインとルールの設定が必要です。
リアルワールドゲームは、ゲーム業界において革新的なジャンルとして位置づけられ、技術の進化と共にその可能性はさらに広がっています。
実世界を探索し、新しい体験を提供することで、ゲームは単なるエンターテインメントを超え、プレイヤーの日常生活に深く根ざした存在となりつつあります。




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