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俊足・強肩・広角に放つ好打!目指すはチーム初の三冠王だ!

VOL.21 内野手 堀川 優斗 (ほりかわ ゆうと)背番号5・2年目

Profile
2001/11/3生れ 21歳  178㎝/74㎏  右投/右打  松山市出身  都城東高(中退)~今治精華高

 50m6.0秒の俊足、遠投120mの強肩、そしてシャープな広角打法が特長のバランスの取れた選手だ。今季は開幕4番に座った後、コンディションをやや落としていたが、気温上昇につれて徐々に回復。前・後期期優勝に欠くことのできない野手の中軸として活躍が期待される。
  松山の硬式野球クラブを経て宮崎の都城東高に野球留学した。しかし、考えるところがあり中退。帰郷し2年間ほど野球から遠ざかっていた。そんな矢先、都城東でチームメイトだった武藤敦貴選手が東北楽天からドラフト指名されて入団した。「あれは衝撃、大きな刺激になりました」。忘れていたはずの野球に対する情熱が蘇るのに時間は要らなかった。彼は「もう一度野球がしたい」と、迷わずパイレーツの門を叩いた。

1年目からスタメンレギュラー獲得 

 するとブランクがあったにも拘わらず高い潜在能力が息を吹き返し、1年目早々にスタメンレギュラーを獲得した。1年目は64試合に出場し、打率.289、21打点、ホームラン3本、盗塁7。「高校を中退した選手が1年目にしてはよくやったと周りから言われますが、自分の中では集中できていなかった打席や、明らかにボール球に手を出す場面も多くありました」と反省しきり。そんな彼に首脳陣の期待は自ずと高まり、それが今季の開幕4番への抜擢になった。
 「4番の打順が荷が重いとは感じなかった」という。だが、開幕戦は3打数1安打、2戦目は4打数0安打に止まり、3戦目以降は4番を離れ、5番や7番の打順に移る。開幕後10試合の平均打率は約2割2分に止まり、無安打は3試合しかなかったが、複数安打を放った試合もなかった。「去年ぎっくり腰をやってしまいました。それは完治しているのですが、今年も4月に入り腰の調子がよくなかったんです」。言うまでもなく腰はバッティングの肝であり回転の軸そのもの。「腰がやや痛い状態でバッティング練習をやるのでフォームが崩れたり、感覚がおかしくなりました。それで去年よりも調子が落ちていたんじゃないかと思います」。

1球1球確かめるように打ち込む堀川選手

 彼は練習や試合に臨みながらも治療・自己療養に務めた。それが奏功し、コンディションは徐々に好転、「大分よくなってきました」とニッコリ。5月に入ってからの9試合(5月3日~15日)は25打数の9安打の打率3割6分に上昇、複数安打の試合も3試合見られ、5月14日の高知FD戦では今季第1号の本塁打を放った。5月24日終了時点では打率.259となっており、「今季3割には乗せます。乗せたいのじゃなく100%乗せます」ときっぱり。コンディション回復と相俟って「去年とは変化球の見え方が全然違います」と明確な手応えも示す。「4番の打順に拘りはないですが、7番に甘んじるつもりはありません」とし、彼の口から飛び出したのは「三冠王」の3文字。勝負をかけた挑戦の2年目になる。

ひとくちメモ
趣味:筋トレ(ベンチプレス140㎏)
血液型:A型
愛称:ほり
好きなタレント:水原希子
好きな食べ物:カツカレー
苦手な食べ物:特になし


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