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パンチ力・肩力・馬力が武器 打率3割超、本塁打2ケタ目指す

VOL13 内野手 森山暉累(もりやま・ひかる)背番号4・新入団

PROFILE
2001/9/17 22歳 182㎝/84㎏ 右投/右打 大阪府出身 鳥取城北高~阪南大~堺シュライクス

大阪市で生まれ育った。小学6年から硬式野球を始め、「甲子園に出場したい」と、高校は鳥取県の野球強豪校に進んだ。だが、「自分の1つ下と1つ上は甲子園に出ましたが、自分は出ていません。ベンチに入っておらず、スタンドで応援していました。正直悔しかったですね」と、やや重い口を開く。その時の口惜しい思いがその後の彼の野球人生を支えているのかも知れない。

 「プロの世界はいつからじゃなくて、ずっと目指していました」という。高校卒業後、彼は大阪に戻り阪南大に進学。同大学でも硬式野球をやり、卒業後は関西独立リーグの堺シュライクスに入団した。独立リーグ1年目にしてはまずまずの成績を残したが、それに飽き足らずステップアップを指向。「レベルの高いピッチャーが多いアイランドリーグで勝負したい」と、堺で1年間プレーした後パイレーツに移り、愛媛の地でNPB入りを掴もうとしている。

ストイックに自身をステップアップ

ポジションは高校時代からずっと内野だ。堺ではショートを中心にサードも受け持った。182㎝で84㎏の体躯が示すように「自分の特徴はバッティングのパンチ力、打球の強さと肩の強さ、そして体が強いことです。馬力が長所です」と胸を張る。昨年の堺時代の打撃成績は、36試合に出場し打率.265・打点16・四球20で出塁率.387、長打率.319で、長打率と出塁率を合わせたOPSは.706だった。また、守備機会は147回で失策は14の守備率.905となっている。大卒1年目にしては手堅い打撃成績であり、パワーと肩力を武器に2年目への期待は小さくなかったはずだ。だが、そんな周りの期待以上に「(パイレーツという)自分が成長できる環境」に自らを置き、NPBを目指したいというストイックな欲求が強かった。

攻守ともに脚力一層生かす

森山選手の眼光鋭いバッティングフォーム

「パイレーツでは打率3割を絶対に打ちたい。それと(堺時代ゼロだった)ホームランも2ケタを目指します」と語気を強める。今季序盤は7番、8番の打順が多く、下位に大型の強打者が控えるのは相手チームにとり脅威だが、彼が目指すのは「中軸が打てる選手」。守備は現在主にサードに入っていて、「捕球、送球ともに安定してきました」と手応えを披露する。「チーム内にライバルは多いですが、まずは結果を出し、それを続けていけば十分にやれると思います」と森山選手。そのためにも盗塁だけでなく攻守双方に50m6.1秒の俊足を一層生かす構えで、「見た目以上に足は速いですから」とニンマリ。目前の課題を指して「打率がまだまだ低いです。力があっても率を上げる技術、実戦に対するアプローチを上手くやらねばいけない」と、向上心は尽きない。

 「これまでケガや故障は全然ありません。体は強いです」と、肉体という〝資本力〟を改めて力説。「1年でNPBへという目標を持っています。そのためには結果を出すしかない、結果です」と、何事にも屈しない強い気持ちを示しており、自身の名前「暉累」が示す「輝き繋がる」という思いが今年、愛媛の地で成就することを期している。

ひと口メモ
趣味:占い(手相など)
血液型:A型
愛称:「ひかる」
好きなタレント:特になし
食べ物の好き嫌い:ともになし

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