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自分に自信を持ち 自分を信じる力!目指すは打率3割半ば 出塁率5割!

 

VOL.8 内野手 河野 聡太(かわの そうた)背番号27・新入団


Profile
2000/5/22生れ 23歳 179㎝/82㎏ 右投/左打 
福岡県出身 九州産業大学付属九州産業高~西日本工業大

  2年目・3年目の選手を押しのけ、ショートのスタメンを勝ち取るとともに、5番打者として高い出塁率をみせる。自ら設定する打率3割半ば、出塁率5割という目標も決して夢物語でなく、現実のものとして視野に入れつつある。
  福岡県筑紫野市出身で、実家は太宰府天満宮に近いという。小学4年からチームに所属して野球に打ち込み、中学時代は九州の強豪硬式チーム・糸島ボーイズで「野球の基礎を教えて貰いました」。同チームは福岡県内外から野球の猛者が集結する、いわばサラブレッド予備軍。メンバーの中で河野選手と同級の寺岡丈翔選手、1つ上の井上絢登選手は共にアイランドリーグの徳島ISに入り、先輩の田浦文丸選手は2017年のドラフトで5位指名を受けてソフトバンクホークスに入団した。そんなレベルの高い集団で彼は揉まれたのだ。ちなみに新居浜市で開催された4月2日の徳島IS戦で寺岡、井上両選手は1本ずつホームランを放ち、ショートを守る河野選手の目前を颯爽と駆け抜けた。「先を越されてやっぱり悔しかったですよ」と、率直に胸の内を明かす。
  彼は九州産業高を経て西日本工大に進学。高校時代からレギュラーを獲り、大学時代は高校時のショートだけでなくキャッチャー、サードも経験した。ただ、高まる自分のモチベーションの行き場に悩み、「入学1年目の夏は野球を辞めようと思いました」という。当然周りは翻意を説得。また、大学時代の1つ上には2021年のドラフトで1位指名を受けて西武に入団した隅田知一郎投手がいて、「隅田さんを見にNPBのスカウトが沢山来られていました」。その光景は彼に大きな刺激を再び与えた。「自分もNPBに行きたい」、そんな熱い情熱が彼を揺り動かし、パイレーツに飛び込んだのだった。

バッティング順調、課題は1つ1つ解消へ

グラウンドで躍動する河野選手(4月1日)

  パイレーツでは開幕2連戦に5番ショートで先発出場。僅か2試合ながら打率.400、出塁率は.625を記録していて、バッティングに関しては及第点だろう。彼は「やれることと、まだまだなことがはっきりしています。そのやれていないことを練習で1つ1つ潰していきたい」と、浮かれることなく自分を客観視。掴めつつある手応えは、バッティングもさることながら走塁や試合勘を挙げていて、課題は守備の安定性。「この冬場に取り組んできましたが、まだまだです。練習でもっと鍛え、試合の中で自信を掴んでいきたい」と河野選手。今季掲げる目標は打率3割台半ば、出塁率5割で、「自分を信じて自信を持ってやっていかないと(自分に)負けてしまいます」と、高い目標に向けて貪欲にそしてストイックに走り始めている。


ひとくちメモ
趣味:ゴルフ
血液型:A型
愛称:かわにい
好きなタレント:マカロニえんぴつ
好きな食べ物:鶏肉全般
苦手な食べ物:梅干し
追伸:「僕は『こうの』でなく『かわの』です。活躍して「かわの」をアピールしていきます」


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