越智花店
品質と信用を看板に100年近い業歴重ねる
「越智花店」のオープンは、時代が大正から昭和に移る1926年で、100年近い業歴を誇ります。そもそもは峯松賢治・現社長の曾祖母が松山市一番町で創業し、二番町に移った後、現在地の三番町1丁目に移転していて、松山市内中心街の花屋さんとして親しまれています。峯松さんは(有)越智花店の4代目として老舗の花き専門店の経営にあたっており、花きの仕事に就いて約40年というベテランです。
越智花店が行うのは、1本1本の生花販売からフラワーアレンジメント、花束、スタンド花、切り花、母の日等のフラワーギフトなど用途や季節行事に応じた生花をプロデュースし提供しており、弔花や苗・鉢も扱います。仕入れは松山の花き市場や阪神地区の花き市場等から行い、高品質の花の取り扱いに注力しています。「お客様に対して新鮮さと品質、信用を第一に商売しています」と峯松さんは胸を張ります。対面販売の他、電話注文が多く、松山とその周辺を主対象にスタッフが直接配達します。また、生花販売の全国ネットワークである花キューピットに加盟しており、県外からの注文あるいは県外への販売は花キューピットを活用し届けており、多様なニーズに応えています。
同店は、三番町通り沿いにあり、勝山町との交差点手前50mほどの立地で、2台収容の駐車場を確保していて、アクセス環境は良好です。店舗の背後には県内有数の飲食店・料飲店街が広がっていて、そうした飲食関係からの注文にスピーディーに対応できるのも特徴です。ただ、新型コロナ禍で飲食関係の経営が厳しくなることで、注文は後退気味といいます。更に花き販売に不可欠な包装資材や籠、セロハン、そしてガソリン価格等が値上がりしており、峯松さんは「コストアップは確かに厳しいです。それを商品価格には転嫁できませんから、頑張りどころです」と指摘。そのため「お客様に喜んで頂きたいという思いを第一に、これからも1つ1つの花に心を込めてお届けします」と、初代からの教えを固く守り抜く考えで、「コロナが終息すれば新しい取り組みも考えていきたいと思います」と意欲を高めていて、今後も老舗の灯を守りながら松山における花きビジネスの育成、花文化醸成に一層取り組んでいく構えです。
愛媛MP後援会会員様への特典:
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峯松さんからのエール
努力はいつか報われます。
「野球が好きで、特に高校野球が好きです。自分の若い頃を思い出します。
パイレーツの選手には、努力はいつか報われることを信じて頑張って欲しいと思います。そして、地域をもっと盛上げて欲しいですね」