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スクラムフェス大阪2024@三河サテライト参加しました!

三河サテライトの現地で参加しましたので、三河トラックのセッション中心に感想をまとめています。

三河サテライト概要

会場はCTCさんの豊田オフィスをお借りしました。キャンプがテーマの素敵なオフィスで、コーヒーまでいただいちゃいました。
(オフィスの雰囲気が分かるページはこちら

CTCさんのメンバー、三河トラックの全登壇者、connpassで募集した一般参加者、そしてスクラムフェス三河実行委員が集まり、正確な人数は覚えていませんが20名弱くらいの少人数でわいわいしていました!

Keynote

「出世」を目指そう、もとい「マネジングアップ」しよう

出世というワードにドキッとしたのですが、言い換えると「上司や経営者、投資家に能動的に共感し、良い補完関係を築くことで、プロダクトやチームの成果を最大化しよう」ということだそうです。
そして、上司に能動的に共感するスキルとして「マネジングアップ」が紹介されました。
横道さんがマネジングアップに向き合うにあたり、阻害になっていたものや、なぜそうなってしまったかを聞いて、私自身、私の仕事ってみんなの(上司の)役に立っているのだろうか、認めてもらえているんだろうか、、というネガティブモード(=マネジングアップできてない)に入ることが多かったこの頃だったので、心に深く刺さりました。
そうなってしまう原因は、みんなに評価されているか常に不安、、みたいな自意識過剰だと思っているのですが、やれていることに目を向ける、自分の妄想を自覚して、翻弄されないように努めるなどなど、「乾き」を受容して、持続的に緩和するというのを実践しようと思いました。
そうしてマネジングアップと向き合える状態を維持しながら、上司、経営者に能動的に共感し、自分のチームの仕事・成果に本気で向きあっていきたいです。
あと、最後に紹介されたミニマムステップ「何ができるか尋ねてみる」というのは早速次回の1on1で試してみたいなと思います!

三河トラックのセッション

スクラムチームだけどエクセルで要件定義書を書くことにしました

不慣れな司会で戸惑わせてしまいましたが、三河トラックのキーノート(?)として朝一は岡本さんにご登壇いただきました!
要件定義書と聞くと、作成するだけでも大変なのでは?と思ってしまいますが、ここではエクセルの項目に「要件(~したい)」、「理由(~ため)」を書くというシンプルなものを作成したそうです。Why、Whatを定義することで、チームメンバーの理解のレベルが上がり、会話を誘発するようになったということです。スクラムはあくまでフレームワークであり、中で使うプラクティスは自分たちで考えるという、スクラムの柔軟性を改めて感じたお話でした!
そして、Howに行きがちなところ、まずはWhyやWhatを考えて、チームの共通理解にするということは私のチームでも大事なことだと感じ要件定義書とはまた違う形で取り入れられないかな……と思いました。
印象的だったのは最後の、要件定義を次の世代に継承していくのがWF世代エンジニアの責務だと述べられた部分です。
三河サテライト現地は、「WF世代」も「アジャイルネイティブ世代」もおり、要件定義書に対する感覚もそれぞれ違ったんじゃないかなと思います。

NTTコムウェアの東海支店でもアジャイル人材育てんとかんやん!結果どえらい人材が育ったがね!

3人おそろいの服を着て登壇されており、フラットな関係性が雰囲気からも感じられました。ちなみに表紙にもあるかわいらしいイラストはりさこちゃんが描いたそうです!
4章に分けての発表で内容盛りだくさんな豪華なセッションでした。まず初めに、はっちゃんからアジャイル人材育成施策の紹介がありました。参加メンバーが事務局に参画し、自律的な運営がされているそうです。すごい…!
2章では、受講生と事務局の両方を経験されたみーちゃんから、アジャイル人材育成施策について生の声を聴くことができました。チャレンジしたことの一つとして紹介されたチーム名決め&ニックネーム呼びはだまされたと思ってやってみたいと思いました!!
3章では、新入社員代表りさこちゃんの経験談を話していただきました。みんなえ?新入社員…?と戸惑うほどの超自律型人材で、アジャイル人材育成施策の効果すごすぎる……と思いました。チーム改善に向き合うのは勇気のいることだと思いますが、自信と使命があったからできたそうです、かっこいい……。私の自信と使命はどこにあるのか探したいと思います。
これらの内容も踏まえ、最後は3人からのLTで幕を閉じました。

アジャイルな情シスやってみた ~「アジャイルをやる」ことを目的とせず「アジャイルになる」ことを目的とする~

きんちゃんはKINTOからかと思いきや別の由来があるそうです。
情シスチームがアジャイルな状態に向かうまでの変容を話していただきました。ソフトウェア開発ではないチームではスクラムをそのまま実践することって難しいよな…と思っていたのですが、スクラムを完全にFitさせなくても、アジャイルな状態に持っていくことはできるんだという勇気をもらいました。チャンスターイム!な気がします。
また、アジャイルについての座学を踏まえ、チームで「3週間やってみる」ことに合意できたのもすごいと思いました。
そんなセッションの中身も素晴らしかったのですが、その後の懇親会でのきんちゃんのふるまいが本当に素敵でした。周りの人々を挑戦に向かわせるエンパワメントというか、勇気を与えるだけでなく行動を引き起こさせる力を感じ、私も小さな一歩を踏み出すことができました。ありがとうございました!

よりアジャイルに向かう道のりとして、中止していたスクラムイベントを復活したら100Lの汗を流した話(スクラムマスターを目指した豚の奮闘記)

直前まで(しかも徹夜で…!)資料に向き合っていたかねひらさん。
一部のスクラムイベントを中止して、スクラムマスターがプロジェクトマネジメントを実施するような状態になっていたそうです。中間管理職的にはなりつつも、エンジニアが作業に注力できる状態をつくったそうです。
そんな状況がありながらもチームは、イベントを止める前よりアジャイルなチームへと変化を遂げており、イベントも再開するなどし、かねひらさんは無事に中間管理職を卒業(?)したそうです。
こうしたからうまくいった!という単純なことではなく、わからないなかで試行錯誤していく姿を想像し、とても心に響くお話でした。中間管理職のような苦しい役割を負い、メンバーからは厳しい言葉を投げかけられるなど、辛い時期もあったと思いますが、こうしてふりかえってチームの良い変化を実感しさらに変化できるはず、とチームを信じることができるのって素敵だと思いました。
かねひらさんは、これからシステムコーチングも学ぶそうで、さらに涙や汗を流す予定だそうです。その話もとても気になります……!

その他の感想

人見知りな私ですが、今回は少人数で1日濃い時間を過ごしたおかげか、とても居心地がよかったです。現地でお話ししてくださった皆さんありがとうございました!
また、オンラインではなく現地で参加したことで、「次はどれを見よう、、」という迷いもなく、すべてのセッションに全集中できました。

あと、とっても個人的な話ですが、まつしゅーさんをはじめとする三河のみなさんのむちゃぶりにより(?)、2日目の朝の「ズームイン!」をさせていただきました。苦手だけど克服したいことに挑戦する場を与えてくれて、(失敗してないと信じたいけど)失敗したとしても受け入れてくれる場の空気がとってもありがたいなあと感じました。でも録画は怖くて見返せてません。
ズームインもある「全国フェス」の形でのスクラムフェス大阪はこれが最後ということで寂しくはありますが、大阪ならではの地域フェスも楽しみです。

次は金沢、そして仙台ですね~どちらも素敵なスクラムフェスになりそうです…!
あ、9月には三河があるじゃん!

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