見出し画像

人生100年時代の「いつ子どもを生むか」という悩みについて

こんにちは。50代@世帯主サラリーウーマンです。
女性にとって人生における大きな関心事の一つは、「いつ子どもを産むか」問題ですよね。結婚はいつでも何度でも可能ですが、出産はタイムリミットがありますので。

体力キャリア形成の観点からは、既に語りつくされていますので、悩める50代サラリーウーマンとして別の視点から考えてみます。その視点とは「豊かな人生面」です。


"青年"時代は豊かな人生のための貴重な時間


自分で稼いだお金を自分だけのために使えて、自分の興味の赴くままに趣味や研究・遊びに集中できる時間は、人生に潤いを与えるとても大事な時間です。。
特に、柔軟で感受性が高い10代後半から20代に受けた経験が元となり、起業したり、なりたい職業を決めたり、そうでなくても、その時期に友人と過ごした楽しかったり辛かったり、切ない恋愛の記憶などが年老いた時最も鮮明に残っているのではないでしょうか。

子育て期間は、子供の為の教育資金の支出が終わる期間として考えたら、長くて25年。基本的生活のお世話(食事の用意、送り迎え)は15歳くらいまで考えておけば十分です。
「毎日かあさん」の著者である西原理恵子さんが、卒母宣言をしたのは、下のお子さんが16歳になるタイミングでした。

1人の人間として、自分で見つけたやりたい事や目標を持っていれば、その途中子育て期や転職のの回り道があったとしても、健康でいれば再びやりたかった事に向かって動き出す事が出来るのでは。

こういった観点から考えると、独身時代を十分に謳歌して自分のこれからの人生のターニングポイントを見つけた後であれば、子育て期に入って体力面やキャリア面で苦労しても、全て「自分の人生を豊かにする経験」と思えるのではないかなと、思います。

自分自身はどうだったか

31歳で初産だったので、「早くもなく、遅くもなく」ですが、結婚は30歳なので、当時は周囲の女性よりも遅い方だった。
20代は、学生時代にできなかったテニスを習ったり、週末は友人と遊びに行ったり、旅行したり、男性とお付き合いしたりと、実家暮らしではありましたが十分遊びました。

そんな中、1995年に起きた、「阪神大震災」と「オウムサリン事件」が自分にとって強烈なインパクトで、その後日本の中で様々な社会問題が取り上げられるようになってきたので、関連する本を読み、内省してすごく考えた事が今の生き方にも繋がってます。

派遣法の改正されたのもその頃で、派遣の業務範囲が事務職に広がりました。その時私は事務の仕事が派遣社員に完全に置き換わってしまうんじゃないか、と危機感を感じて、まだwindows95も入っていないパソコンを購入して、「パソコン通信」なるものを独学でやり始め、一足先に操作スキルを学習しました。
自由な時間がたっぷりある20代でいろいろ試行錯誤した事が、今に活きています。
ただし、健康面はおざなりでしたね。情報もなく、関心も全くなかった。

その後結婚して、子育て期に入るとテレビや新聞を読む時間が一切取れなくなり、その頃の流行り情報をキャッチ出来ないまま十数年過ごすことになりますが、独身時代にPCに馴染んでいたので、早くから「ネットバンキング」とか「ネット掲示板」で仕事と両立する情報などを入手する事が出来ました。


考えた結論

一般的には体力面、キャリア形成面で考えると、若いうちに子育て期を終わらせた方が有利と思われていますが、医学とITが日進月歩で進化しているので、若いうちから質の良い睡眠や食事、適度な運動を取り入れた生活をしていれば、40代の子育もきっと楽しく乗り切れるでしょう。
だから、2020年代の今はどちらを選択しても大丈夫!だと思う。なにせ、50代前半は、まだ折り返し地点なのですから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?