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占い鑑定料は高額なのか

初めて鑑定に申し込むまでに考えた事

タロットカードを使って自分の状態を読み始めて3か月ほど経ったら、プロの鑑定を一度受けてみたくなりました。それも対面で。
さて困りました。占い1年生の身で、身近である家族や、ラインで繋がってる友人、ママ友、職場の同僚に今まで占いの話題が上がったことがないので、誰が良いのか検討もつかないし、尋ねる人もいません。
普段だったら、ネットの口コミだけ見てレストランを選んだり、工事の業者に連絡を取る事に何の躊躇もしないのですが、さすがに占いはあたりはずれが大きいような気がして(失礼)、ネットの口コミだけで選ぶのは躊躇しました。

鑑定料の相場が、高いのも躊躇する理由の一つ。

占い鑑定・カウンセリングの相場は、調べたところ大体1時間1万円前後らしい。

独自にHPやブログを持っており、鑑定実績のある人気の占い師さんは30分1万円からとかで、もっと高い。

毎月給料をもらう平均的な労働者で、月々に好きに使える小遣いからその額を捻出する事を思うと、「結構な金額」と正直思いました。

それまでは、自分の中で、一対一でサービスを受けて許される金額の相場は、1時間6千円でした。これは、お世話になっているヘアサロンの金額から算出してます。
ヘアサロンでは、カウンセリング、カット、シャンプートリートメント(マッサージ付き)、カラーの基本で大体2時間、1万5千円が、今まで時間あたりお支払いするサービス料として、自分の基準になっています。

「相談に乗る」サービス料として考えると、弁護士さんの相談料とか、(保険のきかない)カウンセリングと同じでしょうか。しかしこれらは鑑定料よりもう少し安い。

「1対1の対面で行う」サービス料とすると、マンツーマン英会話に近いかもしれないけれど、こちらも時間あたり1万円だとかなり高い部類になる。

初回に申し込むまで、いろいろ考えました。結局、全く知らない人にいきなり高額(と私は思う)鑑定料を払う事は躊躇したので、過去にセミナーで実際にお会いした事があって、ネット上でまめに発信されている占い師さんに1時間の対面鑑定をお願いすることにしました。

初めての鑑定

西洋占星術とタロットカードで、鑑定してもらいました。申し込み段階で、事前に生年月日などを情報を伝えておきます。
コロナ禍でしたが、緊急事態宣言は解除されている時期です。
初回だし、雰囲気も楽しみたいと思ったのです。「場の雰囲気」って大事です。

特定の質問は用意しておらず、前半は西洋占星術で使うホロスコープの出生図をベースに現在の星の位置と照らし合わせて見てもらい、後半はタロットカードを使って直近の過去と未来を見てもらう感じ。
タロットでは、「初めて鑑定してもらうワクワク感」が私でも分かる位、はっきりカードに反映されていました。

楽しい話術で、満足度は高かったです。ただしその後、書籍やSNSで様々な占いの情報を集めたり、学習していく中で、「あの時、具体的な質問を用意していた方が良かったなあ」と反省。

1年経過して、鑑定料に思うこと

依然コロナ禍ですし、コロナ前の占い市場の状況を全く体験していない身としての感想ですが、

相場は「慣れるもの」でした。

一度鑑定を受けると、そういうもんなんだーと思ってしまう人間の心理 (笑

ただし、まだリピート鑑定はしていません。コロナ禍で対面鑑定しにくいという状況が私にとって良い方向に働いてます。
そうじゃなかったら、次、次って行ってたかも。

1時間1万円。この金額を毎月支払う事が出来る層は、限られているのではないでしょうか。例えば
・子育てが一段落した50代 
・年金を潤沢にもらっている会社勤めを終えた団塊世代以上のシニア
・余剰資金をもっている層(一概にくくれないですが、高所得の独身勤め人、都市部の共働きとか、経費で落とせる自営業者とか、資産家とか)

じゃないと、頻繁に鑑定を受けれない。きっと別の支出(食費とか、交際費などの変動費)を犠牲にしているに違いない。

個人的には、もう少し低い、1時間5千円程度であれば、月3万円位のお小遣いの層で受けやすくなるんじゃないかと思います。

なぜかというと、日々の仕事に疲れているサラリーマン、サラリーウーマンが
「あなたの生年月日を見ると、こういう宿命がありますよ」とか「こういう星の下に生まれているあなたはこんな特性を持っています」
などと、自分だけを見つめて自分の事を話してくれるなんて、医薬品に例えるとプラシーボ効果で、元気が出たり、癒やされ気分良くなるのではと考えます。

自分を見つめて、自分に対して話してくれるという場は、カウンセリング(コーチングなど種類多し)、夜のクラブ(キャバクラやホストもそうかな)なども当てはまりますね。それに比べると、対価はなるほどそうか、って思ったり。

占い1年生の感想として受け取っていただければ幸いです。


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