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一聴では意味不明に聞こえる秀逸ワード達/UNISON SQUARE GARDEN「シャンデリア・ワルツ」
UNISONの中でもお気に入りの一曲
UNISON SQUARE GARDENの人気曲といえば「シュガーソングとビターステップ」や「オリオンをなぞる」ですが、これらの曲は自分が見ていた当時のYouTubeにはショートverのMVしかなかったのです。
そして、だいたい次に流れてくるのがこの曲のライブ映像でした。
言葉と視点の引き出しが凄い
こぼれるハチミツや 路地裏遊ぶ猫や
君が握るその何でもなさそうな想いも全部 輝くから
何でもないように見えるけど、いいなぁって感じれるものは?
この大喜利、どう答えますか。
正解はたくさんあると思いますが、自分はその中から「こぼれるハチミツ」とか「路地裏で遊ぶ猫」って答えれる気がしません。
しかも歌詞全体を俯瞰して見ると素敵な言葉だと気づけるのですが、曲で聞くと急にハチミツと猫が通過していくという変な歌詞に聞こえそうなのが憎いなあ、って思います。
ハローグッバイ ハローグッバイ
ローリングは進行中 願いを放て
こちらの歌詞も大好きです。
自分は最初歌詞を見てもよく分かりませんでした。
ローリングが進行するって何?
作詞・作曲をしている田淵さん(Ba, Cho)は意味を持たせない言葉選びもする方なので「ローリング」も本当に意味のない言葉かもしれません。
個人的解釈をするならば、「ローリング」は英語の「I'm rolling」を砕いた言い回しだと考えます。「I'm rolling」はスラングで「調子よく物事が進んでいる」という意味があるそうです。そう考えるとローリングは進行中もなんとなく筋が通りますし、スラング(特定の層に伝わる言葉)という部分もUNISONイズムを感じます。つまり、分からず屋には見えないんです。
奏でて、その調子 最高のテーマソング
わからずやには 見えない魔法をかけたよ ねえ、ワルツ・ワルツで
気持ちよさという単純自在システム
この曲の肝はおそらくBPMだと思っています。
ボーカルメロディーに関してはテンポ121を軸に構築されてる(大分早口ですがこの中で言えばゆったりな場所が多い)と思いますが、ドラムが倍のテンポ242を軸に叩いていることで緩急がエグイことになってます。「ワルツ・ワルツで」の歌詞を全員3連符で合わせたりするのも気持ちいいです。メンバーの高い演奏力が為せる業です。
余談
とりあえず一言日記みたいな感覚で記事を書こうと思っています。
一曲丸ごと考察みたいなこともしたいんですが、語彙力と根気の問題で簡単に書けないんですよね…。
まずは楽しく続けれるようにしていきます。
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