私が好きな私でいること

私、42歳になります。

今まで、人に好かれるように、嫌われないように、そして自分の理想的な自分でいられるように…とがんじがらめに頑張ってきて、ある日気が付いた。

どんなに頑張っても、全員から嫌われないなんてことは出来ないし、どんなに自分勝手に振舞っても私のことを好きでいてくれる人がいる。「理想の自分」も嘘っぱちで、人から良く思われたいだけの空っぽの理想だった気がする。

お腹が空いたら食べて、喉が渇いたら飲んで、楽しい時は笑って、嬉しい時は喜んで、おかしいと思ったことはおかしいんじゃないか?と意見する。人の悲しみに寄り添って、孤独撲滅委員長として、お節介に話しかける。してあげたいじゃないんだ。私がみんなの孤独を撲滅したいだけ。

こんなに美しい世界が待っているとは、若い頃は到底想像できなかったなー。

今日も私は自分勝手に生きている。そんなの何にもならないよ、と言われても、レジ袋をもらわない。いい人ぶってると思われても笑顔で場を盛り上げる。困ってるんじゃないか?と思ったら、容赦なく「どうしました?」と話しかける。疲れたら約束してても断る。問題が起こったら関係ないのに首を突っ込む。家族なんだから、友達なんだから、仕事なんだから、女なんだから、母親なんだから、なーんてことは気にしない。だから、私は周りの人にも求めない。あぁ、楽ちんハッピーである。


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