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不妊治療卒業した人の本を沢山読む

最後の妊娠判定から早くも1週間経ってしまった。
今の記録も兼ねてnoteを書こうと思います。

7月23日に妊娠判定陰性が分かり、通院終了を決めた時に
「不妊治療終了した人の本を沢山買ったから読んでみるといいよ」
と夫が言い、数日後、続々と本が自宅に届きだした。
今までのnoteでも書いたが、私の夫はなぐさめやねぎらいの言葉をかけない人。その代わりに本を読む事で、心の整理ができればと行動してくれたようだ。

特にやることもなく、再就職するとしてもワクチン4回目接種後と考えていたので、とりあえずこの一週間読んでいた。
折角なので今回は読んだ本について記録しておこうとおもいます。

・不妊治療、やめました。~ふたり暮らしを決めた日~

不妊治療体験記コミック。
流産体験も載ってて泣いた。体外受精は費用面を考えてやらなかったようですが、転院も何回もして漢方治療や人工授精等、この夫婦なりに色々トライした体験記。夫視点(あきおさん)の描写も多く、ユーモアがあって読みやすかった。最終的に二人で生きていく流れ。

・私が不妊治療をやめたわけ

不妊治療体験記コミック。可愛らしい絵柄。
この方は採卵を何回もするけど、とれた卵子の多くは未成熟が多く培養終了、受精卵がとれても移植すると全部陰性。とてもしんどい。卵は何とか採れるけど、移植すると全部陰性になるのが私に似ている。低刺激だったのか採卵数が多く、全部で12回。最後の移植が陰性で「おつかれ、自分」と書いてあって泣いた。最終的に二人で生きていく流れ。

・不妊治療卒業

JALの客室添乗員を経験した著者さんの不妊治療体験記というよりは自叙伝。学生時代~客室添乗員時代は、凄まじい努力と根性で何とか成功を勝ち取ってきた方だけど、不妊治療だけは違った。29~42歳までの不妊治療で採卵40回、胚移植15回行うも全く結果が出ず、不妊治療を卒業した流れが語られる。不妊治療の理不尽さや人生の在り方を考えさせられる一冊。


あと2冊、途中まで読んだのですが、また追加でレビューを書ければいいなあと思います。

読んだ後に自分の不妊治療について振り返った事

読んだ後に思ったのは、私はリプロ東京での高刺激採卵→胚盤胞7個&初期胚1個を得て、移植後の結果は全部陰性&流産で落ち込んでたけど、今はそれが満足いくまでやれた方法だったかもと思った。
採卵のみで考えると、私はJクリニック4回とリプロ1回で通算5回。
でも体験記を読むと、とにかく採卵数が多い。もっと早く心が折れてしまっていたかも。

実を言うと、リアルの知り合いで不妊治療をやっていた人はほぼいない。
リプロでの体外授精前にかろうじて話を聞けたのは夫のいとこと、ネットで知り合った知人の姉だけだった。
その2人は採卵で胚盤胞を得た後、胚移植3回目で妊娠→出産した。だから私もそれくらいやればいけるかな?と思っていた。
でも実際にやったら全くそんな事はなく、本当に人それぞれだし、「体外授精すれば妊娠できる」ではないし、そこにたどり着くには色んな要因がある事を実感した。

私はいわゆる「不妊治療仲間」というのはリアルではほぼいなくて(妊娠に至らず、不妊治療卒業したリア友が一人のみ)、ずっとnoteで壁打ちでやってたので、ご縁あってコメントを下さる方がいたのはありがたかったです。

長くなったので、今後どうするか考えた事については次回以降のnoteで書きたいです。

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