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Mapbox導入事例まとめ

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Mapboxの導入事例を紹介した記事をまとめたマガジンです。
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#地図

老舗製麺所が、地図にPINを立てる| 導入事例 - 株式会社丸山製麺様

新しいマーケティングスタイルへのパラダイムシフト 全国を旅する人気ラーメン店「ヌードルツアーズ」。その旅の道具は、街でよく見かけるようになった冷凍自動販売機。名店の味を自宅で楽しんでもらいたいと、老舗製麺所が打ち出した新業態でした。自社工場の前に設置した1台目は、あるYouTuberの発信によって拡散され大きな反響に。それをきっかけに2年弱でラーメン店25ブランドが参加し、自販機の設置は全国150カ所と急成長を遂げました(2022年12月時点)。そんな新事業の仕掛け人は、丸

交通死亡事故のない社会へ向かって|導入事例 - 株式会社日本緊急通報サービス様

もし、車を運転中に土地勘のない道で、事故や事件に遭遇してしまったら。 もし、突発的なアクシデントに巻き込まれてしまったら。 そんな走行中の「不安」を「安心」に変えてくれるサービスがあります。 事故や急病といった万が一に、自動車に搭載されたボタンひとつで専門のオペレーターにつながり、全国の救援機関へ接続される、緊急通報サービス「HELPNET」。 場所を正確に伝えられなくても、意識を失った状態でも、深夜の山間の道でも、様々なアクシデントの際に迅速に救援要請をサポートするのがH

【インタビュー】ハッカソン予選チーム!チーム千葉3.0の情報共有マップツール|Digital Hack Day 2022 レポート

10月2日のデジタルの日にあわせ、Yahoo! JAPANがハッカソンイベント「Digital Hack Day 2022」を開催しました。総勢数百名のエンジニアやデザイナーがチームを作り、「日本のデジタル化」をテーマにさまざまなテクノロジーを用いてアイデアを実装し、作品を競い合いました。 マップボックス・ジャパンは国際航業株式会社様と合同で協賛企業として、参加者にMapbox APIと国際航業様の地図コンテンツAPI配信サービス「PAREA-API」およびテクニカルサポート

【インタビュー】ハッカソン予選チーム!チームKICKHOSTのバリアフリーナビゲーションアプリ|Digital Hack Day 2022 レポート

10月2日のデジタルの日にあわせ、Yahoo! JAPANがハッカソンイベント「Digital Hack Day 2022」を開催しました。総勢数百名のエンジニアやデザイナーがチームを作り、「日本のデジタル化」をテーマにさまざまなテクノロジーを用いてアイデアを実装し、作品を競い合いました。 マップボックス・ジャパンは国際航業株式会社様と合同で協賛企業として、参加者にMapbox APIと国際航業様の地図コンテンツAPI配信サービス「PAREA-API」およびテクニカルサポート

地理を通して歴史を学ぶサイト「HistoryMaps」制作者インタビュー

Mapbox GL JSで歴史、地図、デザインを融合させる 歴史には常に「物語」があり、HistoryMapsの場合は何百もの物語があります。読者を地理を通して歴史の冒険に誘う、没入型の教育サイトである「HistoryMaps」は、ストーリーテリングを使用した代表例です。 今回は、HistoryMapsの制作者であるノノ・ウマシー氏に、制作経緯について詳しく伺いました。 質問:初めてHistoryMapsを見たとき、大規模なクリエイターチームが作ったものだと思いましたが、ノ

不動産販売はバーチャルに 衛星画像と3Dマップを最大限に活用する

不動産販売は、以前まで業者の案内で物件を内見するのが主流でした。しかし、VR技術の進歩と感染症の流行による需要増加により、無数のバイヤーが実際に家を見る前に、まずバーチャルで物件見学をするようになりました。 VR技術とは? VR(Virtual Reality)とは、どこからでも3次元空間に入り込むことができる技術です。パソコンとヘッドセットがあれば、マップや写真、ゲームにログインして、その空間を仮想的に歩き回ることができます。不動産の場合、実際に足を運ぶことなく物件を見

何百もの地球儀マップのユースケース|Mapbox Globe view

Mapbox Globe viewがリリースされて以来、ユーザーがどんな地球儀マップを作っているのかを探すのはとても楽しいです。この記事では、Mapboxの開発者、デザイナーの皆さんにインスピレーションを与える、お気に入りの作品を集めました。 インスピレーションを得たら、ウェブ、iOSまたはAndroid、そしてMapbox Studio用のドキュメントで地球儀プロジェクトを始めてみましょう!90秒のチュートリアル(英語)もあります。 3秒で地球儀マップへ! 地球儀マッ

Stravaマップによるパーソナライズされたルート提案|Built with Mapbox

Stravaは、膨大なデータとコミュニティによってキュレーションされ、パーソナライズされたルート提案をしています。 マップは、ランニング用とツーリング用の2ルートを提供し、目的距離の設定、「急」か「平坦」などの高低差の選択、過去のワークアウトの速度に基づくパーソナライズされた到着予定時間を表示します。 ヒートマップレイヤーを切り替えると、ルートの各セクションの人気度が表示されます。他にも標高の詳細データから急な上り坂を確認したり、路面が舗装から未舗装へ変化する道などを知り、

マイクロモビリティビジネスのための位置情報活用

正確な位置情報ツールがマイクロモビリティビジネスに必要な重要な機能を提供 都市部では、混雑、自動車保有による高いコスト、環境への影響などの懸念から、移動手段としてマイクロモビリティを利用する人が増えています。しかし、自転車、原付、スクーターなど共有の乗り物の車両管理は困難です。 マイクロモビリティのビジネスでは、多くの乗車予約を獲得することが重要ですが、リピーターを増やすためには、高い品質を提供することも重要です。 アプリの読み込みが遅く、利用可能な自転車やスクーターを探す

World Central Kitchenの食事配給所マップ|Built with Mapbox

分散したクラウドソーシングデータをGoogleスプレッドシートからマッピングする シェフのホセ・アンドレス氏が率いる非営利組織のWorld Central Kitchen(以下、WCK)は、レストラン、シェフ、キッチンを組織し、新型コロナウイルスの流行で困っている全米の人たちに、健康的で新鮮な食事を安全に配給しています。 Chefs for Americaの全国マップは、クラウドソーシングのデータを基に、3種類の場所で利用可能な食事を表示しています。学校、レストラン、WCK

オンラインショップにおける機会損失を減らすためのトップ戦略

カートの購入漏れによる毎年何千億円もの機会損失を防ぐために、オンラインショップの購入プロセスを高速化する ECによって、企業は世界中の顧客にアプローチできるようになりました。しかし、大きなチャンスがある一方で、課題もあります。デパートでショッピングカート内の商品が売れないということはありませんが、オンラインショッピングのカートは、そうとは限りません。 ECのカートの未購入率は平均69.82%です。10人のうち7人近くが、手続きが完了する前に購入を断念しています。EC業界で

病床数拡大のために代替医療施設の候補地を地図上に可視化する|Built with Mapbox

病院を拡張するためのスペースを見つけ、治療や検査へのアクセスを向上させるために、UrbanFootprintのデータサイエンティスト、公衆衛生専門家、エンジニアのチームは、代替医療施設のマッピングを行いました。 症例数が増加しているロサンゼルスでは、UrbanFootprintが新型コロナウイルス感染症の発症率と死亡率のデータを毎日提供し、地域内のすべての病院をマッピングしてその能力を評価することにより、患者ケアへの需要が急増する可能性がある地域を特定しています。 Urb

ご注文から最短10分で荷物をとどけるために|Mapbox Logistics

物流拠点の配置、配車、配送、車両管理、顧客満足まで、物流会社がMapboxを使ってどのように迅速な配達を実現しているのか Mapboxのお客様は、年間40億件以上の配送を行っていることをご存知でしょうか?これは1時間に50万件以上配送を行っている計算です。 Mapboxのリアルタイム位置情報プラットフォームは、地図、ナビゲーション、検索ツールを提供し、開発者は位置情報を物流アプリケーションや車両に統合することができます。 業界の大きなトレンドのひとつは、いかに配達時間を短

訪問者を寄付者に変える募金活動マップ|Built with Mapbox

自然保護のための1億円を集められるウェブサイトの構築 慈善団体や自然保護団体も、小売業者と同じような課題を抱えています。注目を集め、最終的にはお金を得るための競争です。 アースデイをはじめとする寄付の繁忙期には、非営利団体は潜在的な寄付者にアプローチし、寄付をするよう促す工夫が必要とされています。 Orbicaのチームは、クライアントであるボルネオ・オランウータン保護財団(以下、BOS財団)を目立たせるために、インタラクティブマップを活用しました。 今回は、Orbicaの