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新卒一年目が気付いた、仕事を前に進める相談の仕方

この記事は Feedforce Group Advent Calendar 2021 の 17 日目の記事です。

昨日はアナグラムブログの編集長ryottamanさんが2021年に購入された中で印象に残った本の紹介でした。記事の中で10冊以上紹介されており、日々の読書量の多さを想像して驚いておりました。読んだことがない本は年末年始用として購入させていただきます!

まずは自己紹介から。

株式会社フィードフォースのFeedmaticチームで広告運用コンサルタントをしている里村と申します。

「Feedmatic」は、フィードフォースが提供するコンサルティング型広告代理事業です。データフィード広告を軸に、様々な広告メニューの組み合わせで、幅広い広告戦略の立案から施策実行まで一気通貫でご支援いたしております。

フィードフォースには21卒として今年の4月に入社し、研修期間を経て今年の6月に「Feedmatic」へと配属となりました。
広告代理の仕事は初めて取り組むことばかりの仕事でしたので、悩んだり、迷ったりすることは多くありました。

もちろん困ったときは他のメンバーや先輩に相談するのですが、最初の頃は相談しているはずなのに「仕事を前に進められている」という感覚がありませんでした。

ある日、社内のSlackで先輩のメッセージで「この相談されたら回答しやすいな」というメッセージに出会いました。(正確にどういったメッセージだったかは覚えていないのですが、、、)
その時「自分もこういう相談ができるようになれば、一人前に近づけるかな」と感じたことがきっかけで「相談の仕方」について考えはじめました。

今日はそんなきっかけを経て、自分なりに数ヶ月ほど試行錯誤してきた「相談の仕方」について書かせていただきます。

”仕事を前に進める相談”の仕方

早速本題に入っていきましょう。僕なりの「なんてことない相談」を「仕事を前に進める相談」へとするためのプロセスを、とあるシチュエーションを例にして説明します。

次のシチュエーションをイメージしてください。

あなたは配属後に初めてマネージャーからとある案件でお客様への提案を任されました。ですが初めてなので何から手をつけたらいいかわかりません。なのであなたは仲が良い先輩にこんな相談をしました。
「提案ってどうやってやればいいんですか?」

最後の「提案ってどうやってやればいいんですか?」という誰もが一度はやってしまいがちな相談を”仕事を前に進める相談”へと修正していきます。

STEP1:”困っていること”を細分化する

ゴールを達成するために自分だけでは問題を解決できなくて、困っているから人に相談します。まずは”困っていること”を整理します

・提案資料の作り方/構成がわからない
・提案準備をどのように進めるかがわからない
・お客様との打ち合わせで実際にどのように提案を進めていくかわからない

「提案ってどうやってやればいいんですか?」という相談の中に、実は3つの”困っていること”があることがわかりました。

STEP2:”困っていること”を解決する順番をつける

次は”困っていること”の中で何から解決するのが良さそうかを考えます。どのように優先度をつけるかは人それぞれだとは思うのですが、自分なりに「これから解決できたら良さそう」を考えられれば良いと思います。

1.提案準備をどのように進めるかがわからない
2.提案資料の作り方/構成がわからない
3.お客様との打ち合わせで実際にどのように提案を進めていくかわからない

今回は上から解決する優先度を高いものとして順番を定めました。提案までのやるべきことを考え、時系列で整理した形です。

STEP3:「一番困っていること」を整理する

「提案準備をどのように進めるかがわからない」を解決するにはどういう情報/意見を得れたら嬉しいのでしょうか。今回は相談の相手として先輩を選びました。相談した先輩が提案準備をどのようにおこなっているかを聞くことができれば、今回の提案準備の参考にできそうです。

ここまで整理できたら、後は実際に相談するだけです。

「新規提案ってどうやってやればいいんですか?」

「先程、〇〇の案件で提案を任せていただけることになりました。初めての提案になるので先輩の提案準備のやり方を教えてもらえますか?資料の作り方や打ち合わせの流れなども教えてほしいです!」

はい、こんな感じになりました。

上での延べた3つのステップに加えて、なぜこの相談をしたのかという前提を加えました。この相談の仕方であれば、初めての提案でも先輩の力を借りながら「いい提案だったね」と言われる提案にできそうですよね!

”仕事を前に進める相談”ができるようになって良かったこと

  • 相談相手とのやり取りの回数が減ることで仕事に取り掛かるまでのスピードが早くなった。

  • 考えてから相談する癖がついたので、自分で調べて解決できることが増えた。

  • 調べてもわからないことしか相談しないので相談の内容がより具体的になってくる。

主に自分が感じたメリットは上記の3つです。相談をした際に発生する前提を確認するためのやり取りなどがなくなったことで、得たい情報を引き出せる相談が出来るようにはなってきているかなと感じています。

考えすぎて相談しないことは良くないことですが、逆に何も考えずにとりあえず相談することは、自分がかけられる労力をかけずに人の時間を奪っているだけになると思います。

自分がどうやって考えているかを書かせていただいたので、言葉足らずの部分は沢山あると思います。ただ自分なりに配属から半年間に試行錯誤して身につけてきたことではあるので、どこかの誰かの助けになれたら幸いです。

明日はFeedmaticチームの先輩でもあり、今はフィードフォースベトナム邦人社長の森さんです。ベトナムで過ごされているからこそのベトナム語関連のお話のようです。

お楽しみに!

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